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関東在住福岡人のまったり投資日記

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米国株

強烈なインフレもあった1960年中盤から1980年初頭にかけてのアメリカの横倍が続く相場

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年末年始の帰省で9冊本を持ち帰り8冊ほど読み終えたのですが、その中でなんとバリュー関連の本が3冊もという状態でした。

その中で、個人的に興味深いデータが多かったのがジム・カレンの「長期的バリュー投資の基本と原則」。

バリュー投資は永久に不滅とかまさにバリュー投資しか勝たんという感じなのですが、S&P500の割安銘柄ピックアップして投資するのは有効かなというデータが多かったですね。

で、個人的にインパクトがあるなと思ったのは、1960年中盤から1980年初頭にかけてのアメリカの横倍相場。

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株価はサイクルを繰り返しながら調整と上昇を繰り返すが、1000ドルが天井になる相場が15年以上続く


1964年から1982年のNYダウの推移が以下の通りです。
NYDOW-1964-1982.jpg
株価はサイクルを繰り返しながら調整と上昇を繰り返してるわけですが、1982年以降上昇するまで1000ドルがピークという感じでした。

もちろんニクソンショック前のブレトンウッズ体制が継続していたのが1973年までですから、それ以前とそれ以降ではちょっと話が違う部分があるのは留意が必要かと。

ただ、米国株でもこういうことはありえるし、日本株みたら先進国でも停滞期があるのは明らかなので、長期投資するとしても10年スパンでこういうことが起こりうるのは意識しておきたいところ。

とはいえ細かく見ると20%以上マイナスと下がった分押し戻しを5回も繰り返しているので、毎月投資していればという気にもなる推移です(ただしバンガードのインデックスファンドが登場したのはこのグラフの後半から)。

で、この間あった特徴的なことをピックアップすると以下の通り。

  • 1969年~1970年の景気後退でコングロマリットと信用取引を一掃したが、大衆も証券会社のオフィスから消えた。
  • ニューヨークの主要銀行は1960年代の愚かな投機には参加せず、1970年代初頭まで大手銀行や金融機関は1930年代の大恐慌という悲惨の経験から市場から離れていた。
  • しかし、株式は新たな時代に入ったという考えが広まり、ニフティー・ニフティー株を巨大金融機関が積極的に買い始め、やがて大衆がそれに続いた。
  • 1974年12月のエコノミスト誌の表紙には、フランス・日本・ドイツ・アメリカ・イギリスの国旗からなる熱気球が岩山に墜落する様子が描かれていたが、市場はそのタイミングで底を打った。
  • 1980年代に入ると金利が20%まで引き上げられてリセッションが起きた。銀行の倒産率は1930年代以降最大となり、当時全米7位規模が倒産した。
  • 1981年10月当時もっとも影響力がある調査情報誌はタオルを投げて、「債券、株式、不動産、コモディティの全てが投げ売られそのトレンドは終わりそうにない。経済の最も脆弱な分野に最悪の事態が到来するのはまだ先だろう」と発表したが、株式を買う最高のタイミングだった。
  • ニフティー・フィフティー銘柄の多くが1973年の高値から80%下落し、市場全体のバリュエーションは市場最も低い水準になったが、企業業績は改善して、やがて1982年にはダウ平均が1000ドルを突破した。

1960年代に金融業のキャリアをスタートさせた人が書いてるので非常に興味深い流れですが、やはり人と金の流れは冷静になって見た方がいいというのが教訓の1つめ。

そして、イナゴが群がった先は漏れなく下がって、人がいないところ、人がいなくなったタイミングの重要性が教訓の2点目と言えるでしょう。

翻ってコロナ前もグロース株が強かったのですが、とくにコロナ後の上昇やインフレが進んだのは共通点もある印象。

その意味で投資対象は2010年代やコロナ直後とは違うという意識は持っておいた方がいいとより強く考えるようになりました。
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