続・原油関連株の下落を確認してみた
原油価格が下がってきてます的な記事を2か月以上前に書きました。
米国原油価格下落でエネルギー系企業も下落?
2か月経っても未だに下がり続けております。一説によるとアメリカとサウジアラビアのチキンレースといわれておりますが、
・アメリカと仲が悪い、サウジと宗派が違うイラン
・中東に影響力持ってるロシア
・中東で暴れまわって油田を制圧したりしているISIS
と共通の敵を痛めつけるという共通目的もありそうな気がします。もちろんシェールガスも原油価格の下落の影響を受ける面もありますし、アメリカ側からしたら中南米の産油国で反米の国を痛めつける目的もあるでしょう。
さて、そんな中で原油関連のエネルギーセクターのETF、株はどうなってるのでしょうか?
以下の4つを比較してみました。
- iシェアーズ グローバル・エネルギー ETF (IXC)
- エネルギー セレクト セクター SPDR ファンド(XLE)
- EXXON MOBIL CORP(XOM)
- CHEVRON CORP(CVX)
- CONOCOPHILLIPS(COP)



どの銘柄も連動して下がっていっているのがわかります。3ヵ月で見ると、IXC(全世界)、XLE(米国)がいずれも20%マイナス、ここ1か月で見てもXOM以外は10%以上マイナスになってます。
何故かXOMが余り下がっていないのは謎ですが、原油価格下落の影響を受けてるのは間違いありません。ジム・クレイマーが著書で言及していた買い時ともいえなくもないですけど、40ドルもありえるという観測もあるので難しいですね。
さらに下がるような事態になりますとシェールガスの開発も遅れそうな気がします。となるとやがては大手資本がシェールガスも手に入れる感じになるんですかねぇ。ともあれ、原油価格については引き続き注意しておく必要があるでしょう。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- 石油関連株の底値はどのあたりか?
- ダウの犬について
- 続・原油関連株の下落を確認してみた
- ヘルスケア&生活必需品ETF上位銘柄をチョイスして比較してみると・・
- 海外ETFや海外株式の値動きを見る方法