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関東在住福岡人のまったり投資日記

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米国株

1940年~2019年の米国市場の配当は利益成長よりもスムーズで、ボラティリティが低い

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S&P500組入れのPER下位20%、PBR下位20%はパフォーマンスがいいということを説いてる「長期的バリュー投資の基本と原則」ですが、これは利回り上位20%と書いてありました。

NYダウを使うダウの犬戦略で一定の有効性が見られることからも分かる気がします。

では、配当にフォーカスしたときにリセッション時の配当とかどうだったんだというのは気になるところです。

ジム・カレンが低PERや低PBRと同様に1940年~2019年の配当を調べたところ、配当は利益成長よりもスムーズで、ボラティリティが低いそうです。

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1940年~2019年の配当を調べたところ、配当は利益成長よりもスムーズで、ボラティリティが低い


1940年~2019年期間のS&P500とその配当推移を表した図(図名がS&P500の配当)が以下になります。
THE-CASE-FOR-LONG-TERM-VALUE-INVESTING-20230124.jpg
これを見ると配当は利益政調よりもスムーズで、ボラティリティも低いことがわかります。

そして網掛け部分が過去のリセッションの期間になりますけど、ほとんどの期間で配当が増えていた傾向が見えました。

例外としてはリーマンショック時の2009年~2010年になるのですけど、これは銀行が政府の不良資産救済で配当を減少させるか、無配になることを強いられたためと著者は書いていました。

それ以降は実際に増えていますし。

では、株価が大きく下落した期間はどうだったかというと、まずは政策が大きく転換した1973~1975年。
THE-CASE-FOR-LONG-TERM-VALUE-INVESTING-_2031.jpg
株価は半分になっていて、企業の利益も同様だったけど、S&P500の配当は増えていたとのこと。

もう1回は1980年前後で、金利が20%まで引き上げられて、PERの倍率が史上最低水準まで売込まれた時期になります。
THE-CASE-FOR-LONG-TERM-VALUE-INVESTING-_2032.jpg
あまりにも綺麗に増えていってるので若干疑いたくなりますが。

大型株がこれだと中型株、小型株でどうだったんだろ?と思うところはありますけど、去年米国株ETFの配当が株価下がってるのに結構増えてたのでこういう傾向はあるんだろうなと読んでいて感じました。
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