2023年1月時点での米国上場ETFの時価総額トップ100を見ると、高配当株ETFがジャンプアップ
いろいろと米国上場ETFのデータを見たりすることがありますが、総資産額の規模はどれくらいなのだろうと考えるときがあります。
ちょうど昨年米国上場ETFの時価総額トップ100の記事を4年ぶりに書いて、そこから1年経ちました。
ETFDB Screenerを使用して調べてみました。
バリュー株が大きく資産を伸ばし、BNDとAGGの時価総額が逆転
時価総額上位を見てみると以下の通りです。

上位6本のSPY→IVV→VTI→VOO→QQQ→VEAの順番は変わらず。
ただし、米国株が1年で下がった影響かVTIとVOOの時価総額の差がかなり接近しています。
あと株価下落の影響は前年から時価総額を減らしているETFもちらほらあり、QQQは2割近く減。
上位5本だとVOOが前年比の増加は大きく、バリュー株のVTVは大きく伸ばして7番目まで上がってきました。
また、特筆すべきは米国総合債券ETFのAGGとBNDの順位が入れ替わり。
債券ETFも相当下がった1年でしたが、BNDは時価総額増えてるのに対して、AGGは減っています。
ブラックロック(iシェアーズ)、SSGA(SPDR)、バンガードのETF大手3社ばかりが出てきますが、Schwab US Dividend Equity ETF(SCHD)が26番目まで来てるのは意外でした。
自分が所有しているETFの順位を調べてみるとVYMとHDVが時価総額急上昇
最後に当方が所有している主なETFのランキングも確認しました。
10位→9位:バンガード米国トータル債券市場ETF(ティッカー:BND)
16位→16位:バンガード米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)
32位→23位:バンガード米国高配当株式ETF(ティッカー:VYM)
36位→35位:iシェアーズ米ドル建て投資適格社債(ティッカー:LQD)
39位→31位:ヘルスケアセレクトセクターSPDRファンド(ティッカー:XLV)
56位→54位:バンガードトータル ワールド ストックETF(ティッカー:VT)
82位→79位:バンガード米国ヘルスケアセクターETF(ティッカー:VHT)
115位→113位:iシェアーズ・エッジMSCI米国モメンタム・ファクターETF(ティッカー:MTUM)
138位→134位:SPDR バークレイズ ハイ イールド債券 ETF(ティッカー:JNK)
153位→110位:iシェアーズ・コア米国高配当株 ETF(ティッカー:HDV)
178位→184位:バンガード米国生活必需品セクターETF(ティッカー:VDC)
上位20本くらいはちょっとやそっとの時価総額の変動じゃ変わらない印象。
その中で、高配当株VYMとHDVが大きくジャンプアップ。
あとはヘルスケアセクターランキング上がってる印象ですね。
高配当・バリューが強かった2022年の傾向を良く表しているかと。
ともあれ一覧を見てると時価総額上位100本でも大手3社以外のものも多いので、個人的にはチャールズ・シュワブのETFが買えるようになればいいなと思います。


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