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関東在住福岡人のまったり投資日記

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米国株

1940年からS&P500の利益はおよそ10年ごとに2倍になっている

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「長期的バリュー投資の基本と原則」は、S&P500組入れのPER下位20%、PBR下位20%、利回り上位20%はパフォーマンスがいいと書いてありました。

基本的にS&P500を基準に低PERや利回りを見ているのですが、それ以外の切り口のデータとして利益が上げられます。

ジム・カレンが調査をしたところ、「S&P500の利益はおよそ10年ごとに2倍になっている」そうです。

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1940年からS&P500の利益はおよそ10年ごとに2倍になっている


ジム・カレンが低PERや低PBRと同様に1940年~2019年の配当を調べたところ、配当は利益成長よりもスムーズで、ボラティリティが低いという結果でした。
では、利益はどうなのかということで、1940年からのEPS(1株当たり利益)で見た企業利益のデータが以下の通り。
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リセッションは13回程度網掛け部分で発生していて、流石にリセッション時は減ってるものの着実にEPSは増加傾向。

基本的にS&P500の利益がおよそ10年ごとに2倍になる傾向が1940年から続いています。
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1948年→1963年まで伸びが鈍化してますが、その後の1970年代の株価が冴えない期間もだいたい10年ぐらいで増えてます。

直近2018年で12年かかってるのはリーマンショックの影響もありそうですが。

個人的にはこのEPS2倍のラインから乖離したときに買う比率を上げる指標値の一つとして見るのはありかなぁとデータを見ていて思いました。

ちなみにジム・カレン曰く「株価が10ドルでEPSが1ドルであれば益回りは10%になる。EPSが2倍の2ドルになれば、当初の投資額に対する益回りは20%に上昇する。この例は株式市場で何が起きているかではなく、価格と比較した利益が重要であることを理解する一助となるだろう」とのこと。

この考え方と「1940年からS&P500の利益はおよそ10年ごとに2倍になっている」件に関しては肝に銘じておきたいなと思いました。

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