年末減った分を半分取り戻す。2023年1月終了時点ポートフォリオ&資産状況
コロナにしろウクライナ・ロシア関連にしろ極論を言う論者や、単に批判したいだけの輩が多く、情報を確認する上でも誰が話してるか、あるいは利益相互関係がないかを確認する必要があります(例:やたら特定のマスコミに出るなど)。
で、ウクライナ・ロシア関連の情報で信頼がおける小泉悠氏と識者との対談本を読みました。
イタリアでのマフィアの発祥は侵略から守るためシチリア島なのですが、それがボスの下に集まる組織となり、一部はアメリカに渡ったアルカポネ。
で、現代のイタリアでも利権と結びついたファミリーがある一方で、クリーンなまま継承された血族主義の組織がビジネスや地域の互助システムとして普通に散見されるとのこと。
で、ロシアも公的なシステムに対する不信感があるので、身内で助け合ったため、法ではなくローカルな掟に基づいているので近代的な秩序にはなじまないとのこと。
ベルルスコーニとプーチンが気が合ったそうですが、この話聞いてるとこれって中国にも当てはまるなと。
割と粛正的に身内だった人間が不審死やら完全失脚となるメカニズムもこういうところなのでしょう。
アメリカ西海岸と東海岸のリベラルはこういったものは否定的な感じになるのでしょうけど、アメリカ内での共和党と民主党の対立もこの辺に起因することがあるのではないかと読んでいて思いました。
さて、本題に戻りまして2023年1月終了時点の資産状況を確認します。
2023年1月終了時点のポートフォリオ

リスク資産は+1.9%、総資産は+1.6%でした。
先月減った分を半分ほど取り返して3ヶ月ぶりに前月比プラスとなりました。
各資産を細かく見ていくと、割と下落耐性見せてた高配当株やヘルスケアセクターは円高分減ってるような感じ。
ただし、それ以外の債券とかVT、VXUS、REIT ETFは結構増えていて、株価がやや回復した恩恵を受けた月でした。
為替も1ドル130円行ったり来たりですから、150円から130円の変化の中で前月比に増えてたのは一安心という感じですね。
NYダウの数字とドル円の為替の数字を見てるとNYダウがもう少し上がれば・・と期待したくなる面もあるのですけど、そんなに上手くいかないだろくらいのスタンスでいようと思います。
資産の増加率ですが、久々に前月比プラスに。

総資産の推移で見ると、割と去年9月から停滞状況ですね。

基本は投資資産で4のラインを超えれば当面の目標資産に到達という感じになってきたかと。
まぁ、7年で4倍なら悪くない推移で増やせた気はします。
為替は1ドル2年くらい前の110円前後まではありそうな気がしていますので、引き続き踏みとどまりつつ資産をじりじり増やして行ければなと考えています。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- 最後の週で急回復した2023年3月終了時点ポートフォリオ&資産状況
- 株価の下落を円安で相殺。2023年2月終了時点ポートフォリオ&資産状況
- 年末減った分を半分取り戻す。2023年1月終了時点ポートフォリオ&資産状況
- 2023年もよろしくお願いします。2022年終了時点資産状況
- 総資産が前月比-0.004%でほんとに横倍。2022年11月終了時点ポートフォリオ&資産状況