去年は好調だった米国株配当系株式ETF(DVY,VIG,VYM,HDV,SPYD)の分配金変遷まとめ 2023年度版
自分が持っている海外ETFの配当関連のデータをこの時期に整理しているのですが、コロナ開始から3年経ってどんなものかなと調べておりました。
米国株に関しては昨年、配当推移は順調だった印象。
ということで、主な配当系ETFを中心に分配金の推移をまとめてみました。
配当系ETF(DVY,VIG,VYM,HDV,SPYD)とS&P500(IVV)、VTの推移
以下のETFの配当を整理してみました。
iシェアーズ好配当株式 ETF(ティッカー:DVY)
バンガード米国増配株式ETF(ティッカー:VIG)
バンガード米国高配当株式ETF(ティッカー:VYM)
iシェアーズ米国高配当株式ETF(ティッカー:HDV)
iシェアーズ・コア S&P500 ETF(ティッカー:IVV)
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(ティッカー:VT)
SPDRポートフォリオS&P 500 高配当株式(ティッカー:SPYD)
2006年以降の推移をまとめますと以下の通りです。

オレンジのVTは伸び悩みましたが、米国株関連は2020年から2021年若干落ち込んだ分からの回復が顕著でした。
iシェアーズのETFは9月の配当が一番多いという結果なのは謎ですが。
緑の配当がだいたい年間通して一定だったHDVはどんどん配当が不安定になってることがよくわかる図になっています。
他と比較するとSPYDは金額で見ると余り伸びてない印象を持つ結果でした。
参考1:BND、LQD、BLVの債券ETF分配金推移
参考までに債券の分配金の推移も直近5年分まとめてみました。

傾向としては下落幅大きい米国長期債のBLVは横倍の推移。
ただし、米国債券総合のBNDと適格社債のLQDは配当の伸びが顕著。
割と債券関連は景色が変わった感があります。
これが2019年元頃の水準まで回復するのか、ピークを過ぎるのかは気になるところですね。
いまの価格の水準ですと株価が下がる展開となった場合にクッションになりそうですから、来月の配当再投資ではBNDを買う方針で投資プランを考えています。


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