バンガードS&P 500バリューETF(VOOV)を調べてみたが、なぜかベンチマークより銘柄数が倍以上多い
「長期的バリュー投資の基本と原則」ではS&P500の年末時点でのPER下位20%やら高配当銘柄をチョイスするとパフォーマンスいいよということが書かれてました。
で、ピンポイントでその対象に投資できるETFを探してみましたが、ETF大手だとないかなという印象でした。
ということで中身を調べてみました。
なぜかベンチマークより銘柄数が多い
前回調べたときは米国株のバリュー株とバリューファクターのETFしかみてませんでしたが、米国大型バリュー株式ETFの区分で見ると3本ETFがありました。
バンガード・米国メガキャップ・バリューETF(MGV)
バンガード・S&P500バリューETF(VOOV)
バンガード・ラッセル1000バリュー株ETF(VONV)
このうちSPDRポートフォリオS&P・500(SPYV)に近そうなのはVOOVかなと。
で、ETF.comの説明を適当にGoogle翻訳かけると以下の通り。
これはジム・カレンが調べたデータの手法に近いなと期待しましたが、銘柄数は409。ファンドのポートフォリオは、各親インデックスの完全な時価総額をグロース セグメントとバリュー セグメントに分割する S&P スタイル インデックスの手法により、バリュー エクスポージャーがわずかに少なくなり、結果としてコア ファンドとグロース ファンドと重複する株式のバスケットができます。
原指数は時価総額で加重され、12 月の第 3 金曜日に年次リバランスが行われます。
SPDRポートフォリオS&P・500(SPYV)と中身は同じようで、う~ん残念という感じ。
調べていて謎だったのは比較対象のベンチマーク見ると銘柄数は190程度。

むしろベンチマークの通りだったらどうなるのかは気になるところですが・・
何か運用上こうせざる得ないんでしょうかね?
PERも3くらい違っていてそれでいいんかという気もしますし。
一応2010年設定で10年以上の期間は比較できそうですので、色々と比較もしてみようかと考えています。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- BNDに続いてバンガード米国長期債券ETF(BLV)にも投資しました。
- 米銀SVBが経営破綻のタイミングで、バンガード米国トータル債券市場ETF(BND)に投資しました
- バンガードS&P 500バリューETF(VOOV)を調べてみたが、なぜかベンチマークより銘柄数が倍以上多い
- 円高になる前にバンガード・トータル・インターナショナル・ストック(除く米国)ETF (VXUS)に投資しました
- 着実に増配しているバンガード米国増配株式ETF(VIG)に投資しました