ジム・カレン「長期的バリュー投資の基本と原則」によると、米国外株も高配当と配当成長は裏切らない?
「長期的バリュー投資の基本と原則」は、S&P500組入れのPER下位20%、PBR下位20%、利回り上位20%はパフォーマンスがいいと書いてありました。
で、一応そこのデータは本の中で紹介されてました。
結果的には米国外株も高配当株は有効とのことでした。
配当利回りが高い且つ配当が成長しているを基準に米国外株はチョイスした方がいい?
まず、アメリカ意外の時差総額が10億ドル以上で、配当利回りが越える企業の数は以下の通り。

世界銀行によると、アメリカとその他の国々が世界のGDPに占める割合が、アメリカ16%、新興国57.5%、米国外先進国26.5%ですから、だいたい妥当な数字かと。
で、配当利回りが高い且つ配当が成長しているを基準に米国外株をチョイスしたところ以下のようになる模様。

米国外株なので、米国外先進国と新興国を分けてデータ出して欲しいというデータではあります(米国株のデータと比べるとやや弱い)。
ちなみになんでこんなことになるかというと、外国株が米国株よりもはるかに割安になることがあるのが主因とのこと。
このことをもって外国株にある程度いクスポージャーを持つことが合理的であると結論づけてます。
ちなみに運用のアドバイス的なものとして、米国外株のポートフォリオを構築する場合はボラティリティが高いので、40~50銘柄を用いる案をすすめていました。
また、1つの業界のウェートは15%、1つも銘柄にタイしても5%、1つの国に対するアローケーションも20%までにした方がよいとのこと。
ティリングハストの運用もそんな感じだったので、割と参考になる面があるかなと思いました。


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