REIT関連のETF(RWR,IYR,RWX,REET)の現状の利回り推移を確認してみた
去年は株式も債券も下がった年でしたが、物価連動国債の利回りが急上昇していたので利回りを定期的にウォッチしてきました。
米国REITは過去1年マイナス20%レベルで株式よりも下がっており、現状どうなってるのかなと。
というわけで、主な米国上場REIT ETFの利回り推移を調べてみました。
SPDRのRWR、RWXは利回り上昇傾向
以下の主な米国上場のREIT関連のETF4本を調べてみました。
SPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF(ティッカー:RWR)
SPDR ダウ・ジョーンズ・インターナショナル・リアル・エステートETF(ティッカー:RWX)
iシェアーズ グローバルREIT ETF(ティッカー:REET)
iシェアーズ 米国不動産 ETF(ティッカー:IYR)
まずはSPDR ダウ・ジョーンズ REIT ETF(ティッカー:RWR)。

コロナショック時に急上昇した後に低下傾向でしたが、直近1年は上昇傾向。
4%ぐらいですが、これが上がっていくと投資対象として悪くないんじゃあ過労かという気がします。
ちなみに同じiシェアーズ 米国不動産 ETF(ティッカー:IYR)だと以下の通りです。

こちらはRWRよりやや利回り低めですが、似たような傾向を示しています。
では、米国外はどうなのか?
SPDR ダウ・ジョーンズ・インターナショナル・リアル・エステートETF(ティッカー:RWX)を見ると、直近で急落しています。

グローバルREITはどうなのかというとREETは12月に分配金ゼロをやってるので直近5年で最低水準です。

REETは米国の割合が7割占めているのにこの動きは謎ではあります。
ともあれまだまだな水準の印象ですが、債券にお金が流れ始めたら次の狙い目候補の一つとしてちょっとウォッチしようと考えています。


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