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セミリタイア

「AI 2041 人工知能が変える20年後の未来」を読むと、60過ぎまで働ける人は減るのではないかと思う

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連休の移動中に「AI 2041 人工知能が変える20年後の未来」を読みました。

著者の内、カイフー・リーはグーグル中国元社長で人工知能学者なので間の解説部分を書いて、チェン・チウファンが小説を10本書いてるような構成です。

チェン・チウファンもバイドゥやGoogleに勤務経験があるようです。

内容としては解説のところで2041年でもここまでいかないと書かれている部分もありますし、わたしもそこまでいかないだろというのはありました。

とはいえ実際に起こりそうなSF設定を読みますと、30代後半の私の世代、60過ぎまで働ける人は減るのではないかと思うんですよね。

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60過ぎまで働ける人は減るのではないか?


ストーリーとして未来予測的に10個上がっていて、AI技術の問題にふれつつもどれも最後はハッピーエンド的になってます。

10個のストーリーは世界のそれぞれの国もモデルで日本も出てくるのですが、それはアイドル召喚というAIやらMRの話なので、まぁそんなもんやろ的な話。

むしろ気になったのは3番目の韓国のAI教育、8番目のアメリカの大転職会社、9番目のカタールのAIと幸福、10番目のオーストラリアの貨幣の未来の話です。

このうちAI教育に関してはそうなった場合は教師の仕事は変わるなと思いましたし、9番目はAIが幸福をスコア化するというのは今後ありえるなと思いました。

問題はこの話は2041年想定で書かれてる中で、そこに至るまでの以下の過程が書かれた8番目の10番目の2つ。

  • アメリカで2024年に新政権の目玉政策としてベーシックインカムが導入されて、巨額の富の得る会社経営者や大富豪から税金を徴収し、全市民に毎月一定の給付金を支給するようになった。しかし、仕事がなくなった労働者に負の影響が目立ち、ベーシックインカムは2028年には是非が問われて4年後廃止になり、転職斡旋を推進する歴史的政策転換が行われた。
  • 2030年代に高齢化が進んだオーストラリアでは基本生活カードを導入し、クリーンエネルギーを原資にプログラムに加入した市民には食費、住宅費、光熱費、医療費、基本的な娯楽費や衣服費も毎月支給されるようになる。スマートバンドをまいて社会奉仕活動を行い、AIが成果を判定したムーラという単位で参加者に仮想クレジット制度に還元される。

アメリカの話はベーシックインカムで人々がなまけたので転職斡旋をスタートしたが、工事現場などの職業も取ってかわられて、転職斡旋の様子が書かれてました。

一方のオーストラリアの話もベーシックインカムの支給があるけど、先住民への差別が未だに残っていたりと生々しい話でした。

で、結局AIやらに仕事が置き換わられていくわけですが、現在アラフォーの人間からしても、時期が後ろにずれる可能性があるものの、ある程度は実現される可能性が高いことを読んでたら20年後働きぶちあんのか?って気がするんですよね。

もちろん医療・介護関連はなくならないでしょうが、介護の給料のリアルな話は聞いたことがありますし。

加えて現状それなりの給料もらえてる職はさらに高度化するのは間違いなく、そうなった場合に対応した教育を受けてきた若い人は対応可能でしょうけど効率化で採用枠は減る(技術が有効な期間はさらに短くなる)。

ChatGPT見てても現状ですら効率化が進み確実に必要な人は減るなというのが見えてるわけで、そうなった場合に若い人は10代から詳細な人生設計を求められるとなるときついなと思いますね。

そして先が見えないけどなんとか蛇行しながらでも目的地に着け的な感じに30代40代はなってるのを見ますと、金使わず貯蓄→投資ってなるのも真理ですし、FIRE思想が広がったり、寝そべり族がふえたりしていくんじゃなかろうかと思いました。

ともあれ幸運にもある程度お金を貯めれた人も今後10年の技術動向でどうなるかをよく見極めて立ち回る必要があるなと考えさせられる一冊でした。

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