トゥー・ビー・リッチで紹介されていた節約・投資のための「60%の法則」
先日ラミット・セティの「トゥー・ビー・リッチ」を紹介しましたが、十分な成果をあげることに焦点を当てた、85%の法則が紹介されていました。
で、この本それ以外に意識的な支出60%の法則というものが紹介されてました。
これはラミット・セティではなく、MSNマネーの編集長だったリチャード・ジェンキンスが記事に書いたのが最初らしいのですが、節約→投資という自動システムを作るうえで非常に重要な法則じゃないかと思うんですよね。
好きなことにお金を使う60%の法則
オリジナルはMSNマネーの編集者だったリチャード・ジェンキンスの記事が最初のようです。
主な支出は以下の通り。
- 食費や住居費など・・収入の6割
- リタイア後に備えた貯蓄・・1割
- 長期的貯蓄・・1割
- 急な支出に備えた短期的貯蓄・・1割
- 楽しむための資金・・1割
実質3割貯蓄ですが、短期的貯蓄はプレゼントやバケーション、中期の貯蓄目標は結婚式の費用など、長期の貯蓄目標は住居の頭金と提唱し、それぞれについて細かく本の中で解説してあります。
で、支出の大きなもの3つを最適化したり、毎月いくら使うか決めて封筒を入れるなど、割と現実的に調整することを説いてます。
そして好きなことにお金を一定比率使おうというわけです。
ちなみにセティ氏は以下の支出比率を提唱しています。
- 固定費(家賃、水道光熱費、借金返済など)・・手取りの50~60%
- 投資(確定拠出年金など)・・手取りの10%
- 貯蓄目標(バケーション、プレゼント、住居の頭金、緊急時用資金など)・・手取りの5~10%
- 罪悪感のない支出(外食、飲み会、衣服など)・・手取りの20~35%
個人的にこれくらいから始めるのがいいかと思います。
あとは賞与があるならどれくらい貯めるかはちょっと違いが出る部分なので、決めておいた方がいいでしょう。
もちろん30代で仕事辞めて自由にならば貯蓄率7割やら8割という数字が出てきて不思議ではないんですけど、無理してると思うんですよね。
ストレスで身体にいいとも思えませんので、割と60%のルールって推奨できるものじゃないかと読んでいて思いました。
弊社もインフレに伴う昇給の噂をちらほら聞きますが、まずは支出把握しておかないとなということで、一度今月中に見直したいと考えています。


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