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ベンチャーキャピタル全史に19世紀からの主なファンドのリターンが載っていたが、半分以上は市場のパフォーマンスに負けている

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トム・ニコラスの「ベンチャーキャピタル全史」を紹介しました。

ベンチャーキャピタルの走りである19世紀の捕鯨船から直近に至るまでのアメリカにおけるベンチャーキャピタルの歴史を中心にまとめられています。

で、19世紀以降のパフォーマンスは計測が難しいものの推定で一覧表になってました。

これを見ておりますと、S&P500やらNYダウと比較してもなかなかリターンは難しいなと。

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ベンチャーキャピタルの絶対パフォーマンス


2005年時点でイェール大学基金の運用責任者のデビッド・スウェンセンは「長期間で見るとスタートアップ企業への投資は非常に高いリスクをとっているにも関わらず、平均すると公開市場並みのリターン程度しか得ていない」と結論付けていました。

では、そこから時間たってどうなったかというと、色々と各ファンドの公開情報から推計した結果が以下の通り。
VC-American-historpy_2171.jpg
このリターンを上場株式のリターンと比較したのが以下の通り。

1を下回るとパフォーマンスが同時期の公開市場のパフォーマンスを下回ったことになります。
VC-American-historpy_2170.jpg
例えば19世紀中盤の捕鯨エージェントは65回の航海で7.84倍と圧倒的なリターンをあげています。

ただし、捕鯨船がすべてうまくいったわけではなく、平均リターンははるかに低い結果でした。

3章に載ってたロックフェラーが新興産業にロングテール型で投資をしたものの、上場株式のリターンに対して0.59倍と大きく下回ってます。

結果的にスタートアップ企業の不確実性が高いから、次第にレイターステージ企業へと重点を移していった経緯にもつながっています。

なお、ロングテール型投資モデルで最初の成功例となったARDは1社のヒットのおかげでこのリターンを実現しています。

で、これらのベンチャーキャピタルの上位と下位の差は非常に激しいものがあり、スキルと運の重要性の見方には色々と意見があるようですが、以下の傾向はあったそうです。

  • ジェネラル・パートナーの力量の差
  • アーリーステージ企業への投資機会

ちなみに圧倒的パフォーマンスの、アーサー・ロック&カンパニーの投資スタイルはホームランと同じだけ、シングルヒットやツーベースを重視していたと指摘する意見もあるそうなので、時間とともに変化にも対応する必要がありそうな印象を持ちました。

本を読んでいると起業に関して支援はアメリカハイテク企業の強さの源泉とも言えて、その影響を受けた日本でもそういうファンドが出てくるかなと思いました。
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