野村アセットマネジメントの「取り崩しシミュレーション」は、リアルなセミリタイア後のシミュレーションができそう。
セミリタイアやFIREの計画を立てる場合に取り崩しシミュレーションで、いろいろと数値を変えて目安を立てて置くことは重要だと思いますね。
こういうツールはFIREブームのおかげか国内でも増えていて、例えばセゾン投信なんかでも取り崩しシミュレーションができるようになっています。
取り崩しシミュレーション
ある時期から取り崩し金額の変更でもシミュレーションできるので、リアルなセミリタイア後のシミュレーションにいいかなとつ買っていて思いました。
リターン5%想定だと、50歳3000万あれば100歳超えても資産がつきない
まずは取り崩し金額に関しては年金受給70歳と考えて、保有資産3000万、50歳から15万、70歳から8万、リターンは3%~5%でやってみました。

3000万、リターン3%でこの条件だと資産つきる可能性は高そうです。
一方、株式と他の資産に分散しても5%というリターンはありえるわけで、これで逃げ切れるのかとも言える感じがします。
取り崩し金額15万は割と5万くらいの家賃想定の金額で入力してみましたが、関東圏都心ではなければという条件はつくかもしれません。
よく3000万とか5000万は節目という話がありますが、じゃあ5000万に増やしたらどうなるか。
リターン5%想定だと楽に超えるので、1%~3%に変えると以下の通り。

そもそもこの条件だと50歳から取り崩してもつきるのが男性の健康寿命を大きく超える84歳にはなりますが、1%でも90代に突入して、3%リターンで120歳超えとなります。
ちなみにFIREとからもっと早くリタイアだろということで、リターン1%想定、取り崩し金額を40歳から12万、70歳から10万(厚生年金が減る想定)に変えて、リターン1%で100歳近くになる条件を探ってみたところだいたい6000万あればいけそう。

ちなみにこのサイトグラフが下部に出てるのですが、3%で運用したら減るどころか増えていく傾向がありました。

ともあれこの想定通り行くとは思いませんが、仕事しんどいという思いが強い状況下では、新NISAさっさと埋めて、仕事辞めて家賃が現実的な福岡帰るは割とありな選択肢だなと調べていて思いました。


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