SBI証券から「外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内」が来たので確認したら、 QII(Qualified Interest Income)に伴う還付金でした。
米国上場の債券ETFは投資をしているとたまに不規則に配当が発生する場合があります。
1つはST Cap GainとLT Cap GainでそれぞれShort-term Capital GainとLong-term Capital Gainという意味です。
ファンド内で行った売買による利益の還元にあたるもので、米国課税制度に伴う還付金になります。
これ以外にもう一つ米国課税制度に伴う還付金として、QII(Qualified Interest Income)というものがありまして、最初は突然配当金の通知が来てビックリしたということがありました。
過去さかのぼってもこの通知は直近が初めてでしたので、SBI証券に確認してみました。
「外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内」は QII(Qualified Interest Income)に伴う還付金でした。
SBI証券は昨年4月に配当や売買の通知のページが変わってるのですが、過去を見てもこのタイプの通知はない。
PDFの中身を見ると債券ETFで12ヶ月分還付が記録されてました。
しかもJNK分が来た後、8月にかけてBLVとLQDでも来ていて同じ傾向。
なぜかBLVは1ヶ月分だけ別で通知が来ていましたけど。
というわけで以下のように盆期間最中に問合せ
で、回答はだいたいいつも通りの2日後で以下の通り。米国籍上場の債券ETFの毎月の配当以外で、7月の後半から「外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内」という通知が複数来ています。
投資しているETFのサイト(バンガード)を見ても記録が残っていないのですが、
これは米国の QII (Qualified Interest Income)という税率調整の制度に基づく対応に該当するでしょうか?
というわけで QII (Qualified Interest Income)の還付でした。お問い合わせいただいた「外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内」は、過去の分配金の入金に際し、現地で徴収された源泉税について、還付が行われたことから、その分のご入金に際し、交付させていただいたものです。
米国の QII に該当するものと存じます。
同じバンガードのBNDだけ来てないのは何故と思いますが・・
過去の配当調べると QII (Qualified Interest Income)は不規則ですが7月8月のケースは結構あるのでこれかなとわかりました。
ただ、なぜか2021年と2022年では発生してなかったので、この辺はどういう基準になってるか気になるところですが。
ともあれこの感じだとBNDでも今年は QII (Qualified Interest Income)がありそうですから、臨時収入があと1回ありそうです。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- SBI・i シェアーズ・インド株式インデックス・ファンドが設定されるが、インドはBRICSの中ではまともだがネックもある
- 全期間、3年、5年すべて五つ星評価になったマーケット・ベクトル・モーニングスター・ワイド・モートETF(MOAT)
- SBI証券から「外国株式等 株式分割・権利売却等のご案内」が来たので確認したら、 QII(Qualified Interest Income)に伴う還付金でした。
- BNDの利回りが2018年水準を上回ったので、主な債券ETFの利回りの状況を確認してみた
- レイ・ダリオが経営権を手放した世界最大のヘッジファンド、金ETFを売って、IVVと中国株ETFを買増し