経済雑誌やマネー情報誌が休刊すると相場が好転する?
最強の株の買い方「バーゲンハンティング」入門という本を出張の移動中読みました。
過去の相場のフラグはどこかという観点では有用でしたが、チャート使う投資手法じゃないとピンと来ないかもしれません。
で、個人的に気になったのは「マネー情報誌が休刊すると相場が好転する」という点ですね。
日本株が絶不調だった時にマネー情報誌の休刊が相次いだが・・
相場の大底となる予兆の出来事は諦めではないかと著者の阿部氏は説いています。
では、日本株が絶不調だった2009年から2012年にかけての日本株の動きとマネー情報誌の休刊をプロットした結果が以下の通り。

それぞれKADOKAWA、毎日新聞社、現オールアバウトあたりなので、KADOKAWA以外は出版元の体力の問題もありそうな気がしますが。
ちなみにこの時期に最古参の投資情報誌「オール投資」も休刊したそうですが、これは東洋経済がオンラインに力を入れる方針だったこともありそうです。
時に2012年10月・・そうその後大相場がやってきてるんですね。
ちなみに大底の例としてはリーマンショックの最終局面にネット証券では口座開設申し込みが殺到していたらしいので、その辺の情報も参考になるかもしれません。
天井の事例も載っていて、2017年12月発売の会社四季報の新春号が増刷になって、前年から5割増だったことで、その後2018年2月に株安になってることからすると、こういうフラグが出たら注意の事例だと思いました。
個人的にこれを読んで思ったのは、他の書籍を頻発して出す人も同じ傾向がないか気になったんですね。
極端に世界大恐慌が来る系の本を頻発しているHやSといった人は特に頻繁に本を出してますが、この人たちなんでそんなに本書けるの?という気がしますね。
とくに片方は共産党の応援演説に行ったりしていて且つ教授職を務めているはずなのに、どこに時間があるのでしょうか?
これと同時に海外識者的な感じで出てくる人物(例:ジム・ロジャース)も本だしまくり、ころころといってることが変わってるの見ますと、本出した直後の株価動向とかも気になるところです。
まぁ、ジャニー喜多川が亡くなったときの報道内容と現在の報道内容を見ておりますと、マスコミ的に過去の発言なかったことにできるんでしょうかね?


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