資産の取り崩しの優先順位は①民間の個人年金保険・預貯金・証券課税口座、②iDeCoや企業型DC、③NISAの順番?
NISA関連の本を読もうということで、「今ならつくれる明日の安心 世代別新NISA、iDeCo徹底活用法」を読みました。
今ならつくれる明日の安心 世代別新NISA、iDeCo徹底活用法
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竹中正治/岩城みずほ 日経BP 日本経済新聞出版 2023年07月07日
で、それはわかるとして、取り崩す場合はどういう順番でやっていくのがいいのか?というのは誰しも疑問に思うもの。
現実的には年金収入は一定あることを考えると、その組み合わせを進む老化で考えるの結構大変じゃないかという気がしますが。
本の中で提唱されていた順番は①個人年基本・預貯金・証券課税口座、②iDeCoや企業型DC、③NISAでした。
資産の取り崩しの優先順位は①個人年金保険・預貯金・証券課税口座、②iDeCoや企業型DC、③NISA
本の中ではW(継続就労)、P(企業年金や個人年金の私的年金)、P(公的年金)ということで、新NISA制度が始まるにあたり、WPP+NISAという図が作成されてました。
では、この資産の取り崩し順位はどうかというと、税制面での優遇の享受と長期のリターンを最大化する観点では以下の順位だそうです。
①民間の個人年金保険・預貯金・証券課税口座
②iDeCoや企業型DC
③NISA
結局投資は運用期間を延ばせば複利効果が加わり、元本割れのリスクを低下させることができる。
加えてNISAやDCは運用益が非課税になるメリットがあるためだそうです。
NISAよりiDeCoやDCが先なのはDCは75歳まで運用指図者としt絵運用ができる点、iDeCoは毎月手数料がかかるからとのこと。
ただし、この後預貯金が①に上がっているものの、株価の変動リスクはあるため、病気、怪我、災害を含めた不測の事態に備えて一定の預貯金を持っておくことは重要と書かれてました。
年金が一定割合入ると考えた場合、預貯金は②でもいいのかなとも。
ともあれ年金はなくならないけど、一定割合減ると考えた場合に、万人が取れる対策としては、こういう形なのかなと読んでいて思いました。
今ならつくれる明日の安心 世代別新NISA、iDeCo徹底活用法
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竹中正治/岩城みずほ 日経BP 日本経済新聞出版 2023年07月07日


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