「世代別新NISA、iDeCo徹底活用法」に書かれていた米国長期債投資の考え方
個人的にリーマンショック等、暴落時に逆方向に動くと言うことで、米国長期債ETFに投資しています。
米国長期債でもEDVやらTLTといった値動きが激しい物よりは、やや値動きが小さいBLVをチョイスしたりと変動幅はなるべく地位悪みたいな形は取ってます。
だがしかし、直近2年くらい下がり続けて、下がっては買いが続いている状況です。
そろそろ反転してもな感じで買い続けてますが。
そんな中、「今ならつくれる明日の安心 世代別新NISA、iDeCo徹底活用法」に関して、米国長期債に投資する際の考え方が書かれてましたので、紹介したいと思います。
今ならつくれる明日の安心 世代別新NISA、iDeCo徹底活用法
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竹中正治/岩城みずほ 日経BP 日本経済新聞出版 2023年07月07日
資産が大きくなり守りを意識する段階になったときの米国長期債
資産が大きくなって守りを意識する段階になったときに、金融資産のリスクを大きく減らす方法として以下が上げられてました。
- リスク性資産の一部を売って現金化する
- 株式投資信託の資産の比率を下げて、長期債券の比率を上げる。
で、この内後者はインフレ率をベースが高く、名目債権利回りが高いアメリカは違うとのこと。
実際以下のような動きで、株式と負の相関があり分散効果がありましたし。

というわけでこれをリスクを下げる手段となるわけですが、以下の注意点も挙げられてました。
- 投資する債券は国債か信用格付が非常に高く国債利回りに近い債券を対象にした方がいい。
- ジャンクポンドやハイ・イールド債は不況や危機下で価格が逆に下がる傾向がある。
- 2022年初め頃からのように債券価格は常に株価指数と逆に変動するわけではない。
それを踏まえた上で以下の2点を選択肢としてあげていました。
- 証券会社で長期の米国債を購入する。
- 長期米国債を対象にした投信を買う。
この内長期債券を自分dえ購入する場合は、保有している内に召喚までの残存期間は短くなっていくので適当に入れ替える必要があり、面倒な人は投資信託を買った方がいいとのことでした。
個人的には後者の方が合ってますし、米国長期債ならば割と値動き控えめのETFがベターかなと言う気がしています。
EDVとか値動きの激しいものもありますし。
ともあれ円安で資産額が増えてる今だからこそリスクを考えたいものです。
今ならつくれる明日の安心 世代別新NISA、iDeCo徹底活用法
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竹中正治/岩城みずほ 日経BP 日本経済新聞出版 2023年07月07日


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