EXE-i グローバルサウス株式ファンドが運用開始となるが、国別の構成比率がなんかおかしい件
SBIアセットマネジメントが来月から「EXE-i グローバルサウス株式ファンド」の運用開始を発表しました。
グローバルサウスは、一般に南半球を中心に位置する新興国・発展途上国を指し、西側諸国にも東側諸国にも属さず、大国、先進国間の利害や対立から独立した価値観を持ち独自の経済発展を模索する国々の総称で、トレンドを追った感じがあります。
それを見て何でこの国の比率高いんだという謎なポートフォリオなのが気になるんですね。
妙にキューバの構成比率が高い国別比率
以下のGDP構成比率と書かれてて、基本中国とロシア抜きの新興国の印象。
東欧とかも含まれないの認識で合ってそうです。
で、それを抜きにしてもタイとかエジプトとかベトナム、フィリピンあたりよりキューバの比率が2.6%と高いの見ると何このグラフ?となるんですね。

キューバってそんなにGDP高いのかと思って、GDPのランキングも調べてみました。
GDPランキング
40位までで対象国ピックアップすると、インド→ブラジル→メキシコ→インドネシア→サウジ→トルコ→アルゼンチン→タイ→ナイジェリア→UAE→ベトナム→マレーシア→フィリピン→バングラデシュ→南アフリカ→エジプト。
なので順番は問題なさそうだけど、やっぱキューバだけなんかおかしいと思うのです。
そもそも論として一部年中休養なく試合に出続けているキューバ人選手(デスパイネ、グラシアル、モイネロ)を除いて、亡命者多数な野球選手を見ておりますと、このファンドのように2.6%も占めれるなら、メジャーリーグと日本プロ野球間のキューバ人選手亡命問題が複数発生してないと思いますがね。
巻き込まれたソフトバンクは懲りてキューバ人有望選手ではなく南米から若い選手取るように方針変更したのでは?と思われる節もありますし。
個人的に残り16%の部分がどうなってるのかわかりませんが、アフリカだと私はケニアあたりがいいと思うので入ってないのかぁという感じ。
あと東欧もそんなに悪くないとは思いますが、人口面が東南アジア同様頭打ちになってるのがネックですね。
その意味で南アジアといいますか、インド、バングラデシュ、スリランカ、パキスタンあたりが一番いいんじゃなかろうかと思います。
ただし、色々と有望な新興国の本とかも読んでみましたが、インド筆頭に悪い面もちらほら見え隠れする国が多数ですから、清濁併せ呑む必要はあるかなと考えています。


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