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関東在住福岡人のまったり投資日記

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投資関連本

米中戦争の引き金になる?「半導体有事」

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半導体関連の本をぼちぼち読んでおりまして、クリス・ミラーの「半導体戦争」は歴史を知れる一冊だと思います。

では、技術面や日本にフォーカスしたものはないかということで、「半導体有事」を読みました。
著者の湯之上隆氏は半導体産業と電機産業のコンサルタントおよびジャーナリストをやってる人で、日立で長らく半導体の微細化にかかわられた人です。

かなり技術的なことが書かれててとっつきにくい感じもありますが、書いてあることは一理あるかと思いました。

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ラピタスに投資するより、やるべきは製造装置・部品・材料の日本の競争力の維持・強化


まず、「経産省や政投銀が出てきた時点でアウト」と一応国会のニュースや見出しにはいいかもしれませんが、これじゃ意見を取り入れづらくなるかなと思いました。

そこには私怨っぽいものも含まれてそうだなと思いました。

で、台湾のTSMC社を自国内に誘致するために税金を使うというのは、政治的なアピールという色彩が強いという指摘はあてはまるんですけど、有事の際の対策やら半導体連合を作るうえでは必要なことなのかなと著者とは違う意見です。

ただし、その代わりに製造装置・部品・材料の日本の競争力の維持・強化というのは納得できるものでした。

半導体の需要が伸びるのにもかかわらず、日本勢のシェアが落ちていて、それは売り上げは伸びてるけど、需要に追い付いてないので、油断してるとやばいというのはその通りです。

ラピタスに関しても批判はもっともですが、個人的にこの分野は、今後の重要性を考えると、技術者の育成含めて国の支援が必要じゃないかと考えます。

製造プロセスの至るところに圧倒的なシェアを有するメーカー・産出国が介在しており、「そのうちのどれかが止まると全体が止まりかねない」リスクの指摘は、素人にもわかりやすく書かれてます。

ですので、戦争が起きなくても半導体不足が起きかねないということは認識しておいていいでしょう。

最後の著者による「半導体産業を正常に戻す」処方箋は、「世界中の人々が半導体を正しく理解し、正しく行動しろ」とか「世界の人々の良心を信じる」だったのは、それまでの内容と比べて薄いなぁというのはありましたけど。

ともあれなぜ半導体不足は起きたのか、日本の置かれてる現状、半導体の製造プロセスを知るうえで有意義な一冊だと考えます。
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