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関東在住福岡人のまったり投資日記

関東在住の三十路福岡人が海外ETF、インデックスファンド等の投資について語ります
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投資関連本

長者番付1位となった投資家清原達郎著「わが投資術 市場は誰に微笑むか」

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評判になってた清原達郎氏「わが投資術 市場は誰に微笑むか」を読みました。

清原氏は野村證券からゴールドマンサックス、モルガンスタンレー等を経て98年、タワー投資顧問で基幹ファンド「タワーK1ファンド」の運用開始。

個人資産800億円超で、2005年には長者番付1位になった人物です。

咽頭がんで声帯を失い、引退したため、これまでの運用手法や失敗も含めて包み隠さず書いた一冊となっています。

歴史的な経緯も含めてこれは投資をやってる人はよんでおいて損はない本だと思いますね。

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割安小型成長株が日本の株式市場で一番も受けやすく、しかも大きく儲ける方法


個人的に印象に残った点や、考え方をまとめると以下でしょうか。

  • 市場はあなたの意見が少数意見である限りあなたの見方。投資のアイデア=株価に織り込まれてないアイデア
  • すべての情報にはバイアスがかかっている。
  • 情報収集に金をかける必要はなし。とくに個人投資家の方は節約して株を買う元手をためることが何より重要
  • 投資家はマクロで勝つのは非常に困難だが、ミクロでは勝てるチャンスは多い。
  • 割安小型株はアナリストのカバレッジがほぼゼロでチャンスは大いにある。
  • SBI証券の北尾氏も野村証券にいて上司だったが、海外部門が出世できない会社だったので北尾氏が辞めてとても良かったと思う。心の中では「永遠の上司」
  • 昔の野村證券について書いたが、準詐欺組織からコンプライアンス重視の世界を代表する企業へと見事に変身した。
  • PERを重視し、PERの問題点はネットキャッシュ比率で補完するが、PBRは役に立たない。
  • 金利が上がるとき低PER株より高PER株の方がネガティブな影響は大きいのは確か
  • 割安小型成長株が日本の株式市場で一番も受けやすく、しかも大きく儲ける方法。
  • まともで自己資本比率が高い中小型不動産株はお買い得で、それ以外にもイメージの悪い業界は往々にしてそこに面白い投資機会が隠れている(例:ニトリ)。小型株の成長性は経営者が9割。
  • 新NISAで日本株に投資する場合、大型株ならばTOPIXのETFが便利、100万大型株、100万小型株もいいのではないか。
  • マザーズ(グロース)は中身が冴えない割に高PERが多く最悪の市場
  • 小型株投資は運用資金が少ない方が有利
  • リーマンショックの底値でREITを買いまくったが、危機を救ったのはREITアナリストの鳥井氏や国交省・金融庁の官僚の皆さん。
  • ショートの分散投資は愚かな行為で、ショートのバスケットはバリュー投資と分散投資の整合性が取れない。
  • ユニクロをショートしたが、「優秀な人材が集まり、その優秀な人材を大切にして高いモチベーションを持って働いている会社」だから乗り越えられたのだろう。自分は人的資本を過小評価していた。
  • ESG投資はナンセンス
  • AIJ投資顧問の詐欺の時、野村證券時代の同僚がいたが、追求したところ詐欺には関わっていなかったようだが、知っていても知らない振りしていたのではないか?
  • 金融商品の手数料にはご用心を。
  • 今後10年単位で核戦争、東海関東大震災、パンデミック、温暖化の加速化急速な寒冷化が起きるかもしれないが、個別銘柄に投資をしない個人投資家にとっては積立型のETF投資が最も合理的。
  • 縮小する市場では、経営統合を進めていくスピードが市場の縮小よりも速ければ、株式投資で儲かる可能性はある程度はある。

バブル前の証券会社の状況から、ヘッジファンドの内情など興味深かったですね。

失敗例も赤裸々に書かれていますが、個人的には地頭の良さがわかる内容が多いかと。

ベイジアン的発想の確率を取り入れた考え方は難易度高めですけど、個別株やってる人には参考になるでしょう。

個人的にリーマンショックでREITを買っていたのと、コロナショック時に大手銀行買ってた判断は素晴らしいですし、理詰めで投資をしたからこそ利益を出せたのだと思います。

あと序章の以下の2点事項は心にとめておきたいですね。

  • 市場はあなたの意見が少数意見である限りあなたの見方。
  • すべての情報にはバイアスがかかっている。

最後に日本市場について書かれてますが、個人的には日本株ショーテッジ時代の到来という見解で納得でした。

ともあれ個別株をする人向けでも、そうでなくても投資をする人向けでもオススメできる一冊だと考えます。

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