ジム・クレイマーのローリスク株式必勝講座その4 巻末推奨銘柄について
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最近続いておりました、ジム・クレイマーの最新作の一旦最終回です。今回見ていくのは巻末に掲載されている101の推奨銘柄について、個人的にはいいのではないかと思うものを見ていきます。※あくまで投資は自己責任ですので、個人的見解を参考にして損をされても責任は一切持ちません。
なお、101銘柄となっておりますが、その中の1社が、ゼネラルミルズ(GIS)に買収されて昨年10月に上場廃止になっておりますw
10銘柄以内の分散を著者は書いておりますが、絞れずに15銘柄になりました。業種はかなり分散させております。
・TJX(TJX)
この本で知った企業。ブランドネームの洋服をデパートや専門店より安く販売するため、ヨーロッパに展開した店もかなり好調なようです。
1982年以来既存店売上比較が年間ベースでマイナスを記録したのが1996年ぐらいの模様。連続増配企業に該当。
・アマゾン(AMZN)
正直敵っぽいのがいませんし、facebookやtwitterやgoogleと違って、まだまだ他の国に事業拡大ができるでしょうし。
・ウェルズ・ファーゴ(WFC)
ロシアやらギリシャやら中国で何かあってもいいように、金融関連は米国内限定の方がいいでしょう。それに米国内限定なのでドル高の恩恵もあるでしょうし。
・ウォルト・ディズニー(DIS)
エンタメならここしかない。ネズミーランドは不滅です。
・キンダー・モルガン(KMI)
米国内パイプラインからの収益が非常に大きい会社。この本でもかなり押されているし、押されている理由に納得しました。
・ユニオンパシフィック(UNP)
オイル関連やシェール関連にいち早く鉄道網を引いていて、シェール革命の恩恵を受けれそうです。国内限定なのでドル高の恩恵もあるでしょう。
・ジョンソン&ジョンソン(JNJ)
ヘルスケアETFのVHTに負けておりますが、値動きは非常に緩やかに上昇。安定感は高そうですので。
・セルジーン(CELG)
バイオ関連の医薬品開発で、面白そうな研究案計を複数抱えており、1つでも当たれば更に業績が上がりそうなため。
農業や健康、安全、食品を中心にイノベーション志向の強い企業に変わりつつある化学メーカー。
・バクスター・インターナショナル(BAX)
医薬品、医療機器、バイオ関連の専門技術を持っていて、個人的にはいい企業だなと思います。
・ペプシコ(PEP)
飲料はコカコーラよりも財務的にペプシコと思います。
・ベライゾン(VZ)
高配当な情報通信セクターといえばAT&TかVZであるが、財政的な面で見るとベライゾンという感じ。
・コルゲート(CL)
連続増配企業であり、消費者ニーズをつかむのが上手い。更に生活必需品カテゴリだし。
・リンクトイン(LNKD)
ビジネス特化型SNS。読んでいて一番SNS関連で伸びそうな印象を受けた。仕事をする上でもこういう企業のニーズは世界的にあると考える。
・ロッキード・マーチン(LMT)
テロとの戦いのフェーズに移ってきた現状、アメリカは以前のように軍隊を派遣して直接介入はしないまでも自衛の面も含めて武器関連の需要は減らないでしょう。
とここまで見てきましたが、今すぐ個別株を買うというわけではないです。
それにETFをある程度の種類持ってますので、もしかしたらかなりカバーしているかもしれません。特に連続増配に該当しているのもありますし。今度調べてみようかな?
メルク、シュルンベルジュ、EOG辺りも面白いかなと思ったのですが・・
特にEOGはかなり押されてましたが、原油が80ドルならばと書いてあるので、おそらく本がかかれた時の価格のままで推移すればという前提と見ます。一応VDEをアウトパフォームしてはいるんですけどね。
他にもコストコやスターバックスが押されてるんですけど、今一つぴんと来ないんですよね。確かに業績が延びてたりするんでしょうけど、ブランド化してるとはいえ、独自化というと?な気がします。
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