新興国債券の調子が悪い?
先週終わりにSBI証券の積立て投資をしている方のポートフォリオを見ておりますと、こんな上昇相場の中で一つだけ青のマイナスになってるファンドが。
よく見てみますと「Funds-i新興国債券為替ヘッジ型」でした。
その後週末には再びプラス圏に転じておりますが、どうも値動きが冴えておりません。
新興国に関しては原油安の影響大とは思いますが、個人的に新興国株式に関しては、中国、ロシア、産油国と危険な香りのする国が多いので、余り進んで買いたいとは思いません。アルゼンチンなんかいつの間にかフロンティア株式にいたりしますし。
しかし、新興国の成長は取り込みたいのと、国内債券や先進国債券とは相関性が低い新興国債券は積立てるというポリシーです。
では新興国債券と新興国債券ヘッジ付で違いがあるか、両方を販売しているFunds-iで比較してみますと、※青:ヘッジなし新興国債券、赤:ヘッジ有り新興国債券
一時ほぼ値動きが同じだったのですが、昨年9月頃からかい離しております。ちょうどウクライナ問題が再発した頃ですね。
ただ、あれだけ問題のあった新興国債券でもプラスなんですねぇ。ちなみに新興国株式は債券よりかなり上昇しております。
これを見ておりますと他のFunds-iのヘッジ付資産がどうなっているか気になります。ちょうど5つのファンドがFund-iでありましたので、見てみました。
野村Funds-iヘッジ付ファンド5つを比較
比較は野村Fund-iの為替ヘッジ付がある以下のファンドです。
- 野村インデックスF・7資産バランス・H型 黒
- 野村インデックスF・新興国債券・H型 青
- 野村インデックスF・外国REIT・H型 赤
- 野村インデックスF・外国債券・H型 緑
- 野村インデックスF・外国株式・H型 黄
これを近1年で見てみますと・・

先進国REITの好調さが抜けてますね。国内REITと先進国REITを一定比率持ってる7資産バランスが強いのもREIT好調の要因が大きいと思います。
目を見張るのは外国債券ヘッジ型でしょうか?非常に安定感があります。

ヘッジ付で国内債券を上回っております。先進国で分散もしておりますので、為替リスクヘッジにいいんじゃないでしょうか?
ともあれまだ雪だるまは大きくない状況ですので、7資産バランス型に投資する方針で行きたいと思います。


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