億万長者より手取り1000万円が一番幸せを読んで
「男の本格節約術―5年で1000万円貯める52のノウハウ」を読んで記事にしましたが、節約系の本では一番いいなと思える内容でした。その中でかなりの数の本を推薦されていました。
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推薦された本の中で、実際に著者がセミリタイアしている以下の本を読んでみました。
単純に内容を説明すると、税金+株式+不動産という内容です。不動産や株式の実践内容がかかれていて、日本の税制上一番効率がいい手取り1000万を目指そうという内容です。
株の内容は吉川英一氏の投資手法として、あまのじゃくに反対の行動を取ること。そして、きっちいつかは値下がりしてくるので中長期投資が株の基本とあります。
特に著者が詳細に書いているのが不動産投資。副業で開始して所得が1000万に至る過程が書かれています。
セミリタイアしたいと思うまでに至った過程に関しては非常に共感が持てます。自分のやりたいことがあるなら、命を削ってサービス残業なんかしないで、早くリタイアした方が幸せに決まっているというのはごもっとも。
ただ、不動産で資産を築く過程が気になりました。
1000万程度の資金を作って、不動産投資を行うのですが、収益物件を少しずつ買い増しして可処分所得を増やして、手取り1000万をめざし、達成したら買い増しを終了しこれ以上拡充しないのも正しいと思います。
ただ、物件を買い増しする際にかなり追加でローンを借りていて、こんなに上手くいくものなのか?という疑問を抱きました。ローンを借りて追加でローンを借りる。臆病者の自分には無理な発想だと思います。
やったことのない人間からすると、よっぽど不動産を勉強しないと上手くいかないのではないかと思うのですが。ロバート・キヨサキなんかもこの思想に近いのかなと思いました。不動産投資・・今後の日本で上手くいくものなのですかねぇ。


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