大阪都構想のニュースで気になって県別GPDを見てみた
大阪都構想の住民投票結果が出まして、賛否両論あると思います。しかし、以下の記事で見たら南北でほぼ二分しております。
「大阪都構想住民投票」で浮き彫りになった大阪の「南北格差問題」
ここまできれいに分かれてるの見るとこれが病巣なんじゃないかと思うのですが。南北格差の事例として国単位になりますが、イタリアなんかが思い浮かばれます。
大阪は5回ぐらい遊びに行ったぐらいで余り縁がありませんが、個人的には今回の件、反対派の面子を見るとどうなのかなぁとも思いますし、あんまり地方に権限を与えるとスペインのカタルーニャのようにもなりかねないと思うので、賛成派もどうかなぁと思っております。
そんな中一昨日の夜、木村太郎だったかな?「大阪市のGDPは下がり続けている」と言ってました。政令指定都市のGDPってどんなもんだろう?と思い調べてみました。
県民経済計算(平成13年度 - 平成23年度)
23年度までしか見つからずじまい・・
リーマンショックの後なので政令指定都市はどこも下がってるんですが、他の年と比較しても大阪市の下がり方は非常に大きいです。
これを都道府県で見てみると、2013年度では、東京、大阪、愛知、神奈川、埼玉、千葉、兵庫、北海道、福岡、静岡となります。数値としては先頭を除いて大阪、愛知、神奈川が第2集団、以降は離れて割とだんごという感じです。
こうしてみると北海道>福岡県っていうのは以外ではあるのですが、やっぱり農業の差が大きいのかなと思います。
九州という地域で見ると熊本鹿児島の3倍近くGDPがあるわけですから、日本で一番西にあるという立地を活かして産業を育てていく必要があるなと思いました。
まぁ、他県に輸出できるものというとレベルファイブ除くと食べ物になるんでしょうけど・・
さて、話を大阪に戻しましょう。
大阪を代表する企業というと、シャープ、パナソニック、大和ハウス、サントリー、西日本旅客鉄道あたりでしょうか。
これらの企業の調子はどうよということで、過去10年で見てみました。

リーマンショックで下がった後横ばいから上昇に転じるのが早かった、ダイワハウス、西日本旅客鉄道に対し2番底があったパナソニックとシャープ。
パナソニックは元に戻りつつありますがシャープは・・
やっぱりパナソニックとシャープが両方元気じゃないと厳しいですかね。大阪は。
今回の住民投票投票率が3分の2でほぼ半数に割れたわけです。結局この後だれが大阪をどうするのかわからなくなりつつありますが、反対だけしてた人たちも今後大阪をどうするのかを議論していかないといけないでしょう。
少なくとも議員削減等の案は出さないといけないでしょう。福祉を削らないのならば。


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