ジャンク債を国債にスイッチして半年以上経過したので、どうなってるのか確認して見た
ジャンク債を一部国債にスイッチ
ジャンク債ETF(JNK)の半分以上を国債にスイッチしてから半年以上経過しました。
当時は債券王と言われたビル・グロース氏がPIMCOを退社したタイミングでジャンク債の値下がりが始まっていましたし、シェールオイル関連のジャンク債も多く含まれているため下落しているという話もありました。
分散の意味でジャンク債もポートフォリオに組み入れるべきという意見を受け入れて数年間ホールドしておりましたが、結局売却。
その後、今年に入ってvanguardの債券ETFが大量に購入可能となったために、ジャンク債の必要性も私がJNKを購入した時よりはないようになりつつある気がします。
さて、そのジャンク債。その後どうなってるのか気になり始めました。
ということで以下のETFと比較を行ってみました。
- ジャンク債(JNK)
- i-sharesのジャンク債(HYG)
- 米国トータル債券(BND)
- 米国長期債(TLT)
- 適格社債(LQD)
JNK売りとその後の値動きを分析
一応売却1カ月後に比較を行っておりますが、今回はそこから半年経過後を見て見ました。

同じジャンク債でもJNKとHYGではそれなりに解離しております。
たしか中身でHYGの方が比較的安定だったような。その分、分配金はJNKの方が多かったはず。
こうして見ると、ジャンク債にある傾向が。長期債のピンクの線とジャンク債2つの赤と水色の線を見てみると、ジャンク債2つが急激に下がっているところで、長期債は反対に上がっているように見えます。
ある意味分散効果もあるようですが、現状価格が上がらず、分配金も減少傾向です。
リーマンショック時は株価と同様に大きく下がってますので、しばらくは手を出さないカテゴリとなりそうです。
ジャンク債というとアメリカではHYEMという新興国のジャンク債もあります。中国とかがかなり比率をしめているわけですが、値動きは案の定原油価格下落時にすごいことになってます。



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