バンガード・FTSE・ヨーロッパETF(VGK)
4本のバンガードETF(VWO、VEA、VGK、VPL)に小型株が加わり、分散効果がさらに拡大
VGKやVEA,VWOといったバンガードの4つのETFに小型株が加わるというニュースがあり、先日記事にもしましたが、その中でもヨーロッパETFのVGKと米国除く先進国ETFのEFAが気になると書きました。
また、小型株が追加になる変更が反映されていないようですが、現状の構成とかを確認してみました。
まずはファンド概要を公式から拾ってみました。
Fund total net assets $20.1 billion
Number of stocks 532
配当率 3.28%
米国高配当株式のETFより配当率が高いですね。
このETFの国別構成を見ていきますと・・
United Kingdom 32.0%
France 14.4%
Switzerland 14.1%
Germany 13.6%
Spain 5.2%
Sweden 4.6%
Netherlands 4.4%
Italy 3.7%
Denmark 2.6%
Belgium 2.0% やっぱりセシリアがNO1イギリス+フランス+スイス+ドイツで3分の2を占めております。ただ、イギリスがここまで抜けているのはちょっとよくわかんない感じがします。
では、構成上位の企業はどうなっているのでしょうか?
構成上位10社とセクター別構成比率
1 Nestle SA
2 Novartis AG
3 Royal Dutch Shell plc
4 Roche Holding AG
5 HSBC Holdings plc
6 BP plc
7 Unilever
8 Bayer AG
9 Sanofi
10 GlaxoSmithKline plc
米国のディフェンシブセクターETFに投資をしておりますが、その中から漏れております欧州の製薬会社に投資をしたいなと考えております。そういった意味でネスレ、ノバルティス、ユニリーバ、バイエル等に投資できるこのETFはかなり興味があります。
構成上位の企業は上記の様相ですが、ではセクター別比率はどうなているのでしょうか?公式には載ってないので、アメリカのモーニングスターで調べてみました。
Basic Materials 8.42
Consumer Cyclical 10.22
Financial Services 21.48
Real Estate 1.37
Communication Services 5.57
Energy 7.60
Industrials 10.31
Technology 3.96
Consumer Defensive 13.47
Healthcare 13.90
Utilities 3.71
金融セクターの比率が高いですね。ただ、直近の推移だと徐々に減少傾向ではあるようです。
ギリシャの動向次第では投資対象としてもいいかなと思っております。もっともギリシャ以外でもイギリスのEU離脱の影響も考えられますので、しばらくは様子見ですが。
個人的には新興国よりは欧州を一定比率保有しておきたいという気持ちが強いです。


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