バンガード・FTSE先進国市場(除く北米)ETF(VEA)
一昨日はVGKについて書きましたが、今度はVEA。違いとしてはVGKに日本やオーストラリア辺りが加わったETFと考えていいでしょう。今後はカナダがこれに加わる予定です。VEAについて現状の構成とかを確認してみました。
まずはファンド概要を公式から拾ってみました。
Fund total net assets $52.4 billion
Number of stocks 1396
haitouritu 2.77%
ヨーロッパETF(VGK)と比較して銘柄数が多いことがわかります。
では、国別の構成比率はどうなっているのでしょうか?
Japan 22.5%
United Kingdom 19.3%
France 8.7%
Switzerland 8.5%
Germany 8.3%
Australia 6.9%
Korea 4.2%
Hong Kong 3.7%
Spain 3.1%
Sweden 2.8%
0.1%とかですが何故かギリシャやポルトガルが含まれております。一部先進国なのか?と突っ込みたくなる国も入っておりますが。構成上位の企業トップ10を見てみますと、
2 Novartis AG
3 Royal Dutch Shell plc
4 Roche Holding AG
5 HSBC Holdings plc
6 Toyota Motor Corp.
7 Samsung Electronics Co. Ltd.
8 BHP Billiton
9 BP plc
10 Unilever
欧州勢にトヨタとサムソンが入っている印象。
では、セクター別の比率を見てみると、
Basic Materials 8.50
Consumer Cyclical 12.30
Financial Services 21.23
Real Estate 3.09
Communication Services 4.91
Energy 5.53
Industrials 12.34
Technology 7.01
Consumer Defensive 11.04
Healthcare 10.93
Utilities 3.10
余りVGKと変わらない感じがしますね。若干ディフェンシブセクターの比率が低いくらいか?とはいえ、その原因ってディフェンシブセクター効果がアメリカとかより小さい日本が2割を占めているからともいえそうですが。
ともあれアメリカ以外の先進国に投資できる選択肢に、小型株が含まれているわけですから面白いETFだと思いますし、選択肢の一つとして頭の片隅に置いておいて損はないと個人的には考えます。


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