企業が帝国化するを読んで
米国株に海外ETFやインデックスファンドで投資をする状況にありますので、米国の大企業に関して触れる機会は普通の人より多いと思います。
今回読んだ本は、日本人ながらアップル社を内側から見てきた松井博氏が、アップル、グーグル、マクドナルド、エクソンモービルなどの巨大企業を分析し、一人勝ちする仕組みを作って帝国化し、利益を独占するという企業の実像が書かれています。
松井博 アスキー・メディアワークス 2013-02-12
最終的にこの本に書いてあることは、米国株とかやる人には参考になるでしょうし、民間企業でも役立つことがありそうな印象を受けました。
また、実際の大企業の外国にある工場の低賃金&劣悪な作業環境が如実に書かれている一方、それを本国でまとめる会社の幹部社員たちもまたワーカーホリックであり、どちらも大変であることがよくわかります。
日本基準のブラック企業の方がまだましの可能性もあるかと思いました。
この本を読むと中間層の仕事が、今後10年20年経った時に他の企業や、ロボット等に変わられている可能性があるよというのを読み終わった後に感じて、色々と特殊な分野の知識を身に着けていかないといけないなと思いました。
自分にできることは日々の業務で特殊知識を蓄えることと、ETFやインデックスファンドで帝国化した企業に投資するってことが、まずはできることなんじゃないかと思います。


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