iシェアーズ米国高配当株ETF(HDV)定点観測
私のNISA枠使用の際に株式では肝になっております、
iシェアーズ米国高配当株ETF(HDV)。
以下のように過去数回構成上位企業やセクター別比率を見てきました。
高配当ETFの違いを調べてみよう
iシェアーズ 米国高配当株ETF(HDV)の構成銘柄変遷
HDVのポートフォリオに変更有?
去年の2月12月と今年の1月に確認してましたが、上位10社も割と変わっていることが散見されました。半年経った現状を確認するのを含めまして、記事にまとめていこうと思います。
前回は以下の組入上位でしたが今はどうなっているのでしょうか?
EXXON MOBIL CORP 9.17 エネルギー
AT&T INC 7.42 電気通信
VERIZON COMMUNICATIONS INC 7.03 電気通信
GENERAL ELECTRIC 6.43 資本財・サービス
CHEVRON CORP 6.42 エネルギー
PROCTER & GAMBLE 5.31 生活必需品
PFIZER INC 5.04 ヘルスケア
PHILIP MORRIS INTERNATIONAL INC 4.54 生活必需品
MERCK & CO INC 3.96 ヘルスケア
COCA-COLA 3.79 生活必需品
※日付 2015/01/08
組入上位10社
XOM EXXON MOBIL CORP 8.59 エネルギー
T AT&T INC 7.15 電気通信
GE GENERAL ELECTRIC 6.56 資本財・サービス
VZ VERIZON COMMUNICATIONS INC 6.54 電気通信
JNJ JOHNSON & JOHNSON 6.15 ヘルスケア
CVX CHEVRON CORP 5.40 エネルギー
PG PROCTER & GAMBLE 5.38 生活必需品
PFE PFIZER INC 5.10 ヘルスケア
PM PHILIP MORRIS INTERNATIONAL INC 4.65 生活必需品
KO COCA-COLA 3.85 生活必需品
EXXONとCHEVRONの比率が株価の不調もあるのでしょうか?
比率が減ってエネルギーセクターは20%を切りました。AT&TとVERIZONの通信2社も健在はありますが、一番変わったのジョンソン&ジョンソンの復活でしょうか?
年始に突然ポートフォリオ上から消えたのですが、いつの間にか復活しております。代わりにMERCKが消えたようです。
セクター別比率
生活必需品 20.97
エネルギー 19.07
電気通信 14.52
ヘルスケア 11.73
資本財・サービス 10.64
公益事業 10.46
情報技術 7.38
一般消費財・サービス 3.11
金融 1.26
素材 0.37
ヘルスケアや資本財・サービス 、情報技術の比率が上がっています。その中で情報技術の比率が倍増しておりますが、IBMとCISCOが3%程度占めておりますので、どちらかが追加されたものだと思います。
まぁ、エネルギー関連企業の選択はエクソン、シェブロンと、OCCIDENTAL PETROLEUM 、KINDER MORGANで問題ないんですが、中国の景気が減速して更に原油の価格が下がりそうなのに、このセクター比率は大丈夫か?とも思います。
このところ好調のヘルスケアセクターETFの配当率は低いので、余りヘルスケアセクターの企業を組入れないんでしょうかね。
原油下落局面のエネルギー関連企業をこのETFで投資して、他のVIGとかで連続増配企業を拾いつつ、生活必需品とヘルスケアのセクターETFで補充するのが数年以内にありそうな調整への対策になるのではないかなと思います。
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