経済的な堀を持つ企業をMOATというETFで確認して見る
MOAT(マーケット・ベクトル・ワイド・モートETF)
昨年MOATというETFについて記事を書きました。
バフェット投資を気軽に実践?世界一の投資哲学が詰まったETFのまとめ
上記の記事でもバフェットの投資哲学を実践できると書かれております。
最も安価で幅広い堀をもつ20の企業が、同等のエクスポージャーで含まれているのですが、どうも20銘柄を均等に投資している状況で割と銘柄は入れ替わっているようです。そのせいで経費率が0.49%と高めになっています。
セクター別の比率を見ていきますと、
Energy 25.69%
Healthcare 20.48%
Consumer Cyclicals 18.57%
Industrials 15.43%
Consumer Non-Cyclicals 10.24%
Technology 5.22%
Utilities 4.31%
エネルギーの比率が高いですね。では、昨年10月に記事にした時と比較して企業の入れ替えはどの程度あったのか確認してみました。
Exxon Mobil、Polaris Industries
20社組入れなので18社入れ替わっております。AmazonやP&Gが消えています。じゃあ、今組み入れられてる残りの18社はどうなっているのでしょうか?
Google Inc 、Williams Cos Inc/The 、Blackbaud Inc、Amgen Inc
Vf Corp、News Corp、Itc Holdings Corp、Oneok Inc、Us Bancorp
Berkshire Hathaway Inc、Varian Medical Systems Inc、Harley-Davidson Inc
Hershey Co/The、Discovery Communications Inc、American Express Co
Merck & Co Inc、Franklin Resources Inc、Spectra Energy Corp
googleとかアメリカンエキスプレスとかアムジェンあたりは何となくわかりますが、バークシャーハサウェイも入ってるのですね。MOATという意味では確かに含まれるのかもしれません。ただ、長期投資の意味でこの入れ替えっぷりはどうかと思いますが。
入れ替えが多いようですがパフォーマンスもS&Pに負けております。ただし、組み入れ銘柄の企業には着目するぐらいに利用するのがいいのかもしれません。

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経済的な堀を持つ企業に投資するETFであるMOATの現状を確認してみた


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