バンガードがノーロード投信の日本拡販に乗り出すってよ
【ニューヨーク=伴百江】米国最大の投資信託運用会社、バンガード・グループは販売時に手数料を取らないノーロード投信の日本拡販に乗り出す。アベノミクスによる環境変化を好機と判断した。ウィリアム・マクナブ会長兼最高経営責任者(CEO)は日本経済新聞の取材に対し、直販や提携による販路の拡大をめざす意向を示した。
バンガードがノーロード投信の日本拡販に乗り出すという記事が日経新聞に出てたようです。
昨年末のモーニングスターETFカンファレンスで、来年以降もどんどんETFを増やしていくと発言し、今年の2月に多くのETFが購入可能になりました。※しかも資料内に今年購入可能になったセクターETFが載ってたという。
モーニングスターETFカンファレンス2014
この経緯を見ますと、販路の拡大っていうのは、結構信憑性があるのではないかと思います。ただし、発言したのは本国のCEOですから、進めてはるけど実際の日本での進捗は?ということもありえるかなと思います。
本当に出るのであれば歓迎ですが、現状日本で買えるETFと比較すると経費率はどれくらいになるのでしょうか?株式に絞って比較してみました。
VTI(米国株式) 0.05%
VXUS(米国外先進国) 0.14%
VIG(米国連続増配) 0.10%
VYM(米国高配当) 0.10%
VB(米国小型株) 0.09%
VWO(新興国株式) 0.15%
主な関連ETFが上記のとおりですが、日本で信託報酬が安いとなるとニッセイの先進国株式とEXE-iの先進国株式、新興国株式でしょうか?
ニッセイ先進国株式 0.39%
EXE-i先進国株式 0.3574%?
EXE-i新興国株式 0.3924%?
※値下げが起きたり発表がなかったりなので、EXE-iはHPの記載(7/21時点)
EXE-iに関しては2年が過ぎたのですが中々実質経費率の数字が出てこない状況です。こうして見るとETFは0.1%台、国内インデックスファンドは0.3%後半がベストという感じですので、0.2%後半から0.3%前半のインデックスファンドが出れば・・となりそうです。
ただし、欧州に進出しててもインデックスファンドは販売してないようですので、マネックスで売ってるファンド(口座維持費を徴収される)やセゾン投信から出てるファンドに近いものを販売するということかもしれません。まぁ、それだと既存より信託報酬が高いのですが。
どうなることか続報を待ちたいと思います(ETFみたいに販売開始前に何故かHPに出てるとかヒントがあればいいんですがw)


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