大人の投資入門を読んで
私の近くの図書館では予約が可能ですのですが、だいたい投資本は3ヵ月に1回調べるだけで十分な感じで入荷されている印象です。
そんな中今回読んだ本はちょっと古めのこの本です。
気になるのはこの著者2009年頃までは本を出されていたのですが、最近は全く出していないんですよねぇ。その辺の事情がどうなっているのか知りたいところですが。
基本的には積立投資の有効性と、アセットアロケーションの提案で、自分年金の必要性を説いています。
購入可能なインデックスファンドは、その後、余り経費率の値下がりもなく、今では割高になっているファンドばかりです。そりゃそうでしょう。eMAXISシリーズすらまだ販売開始されてないんですから。
投資のシミュレーションとして2000年1月から2007年10月までの結果がかかれています。タイミングとしてはリーマンショックのちょうど火がつきそうな時期までですので、時期によっては積立投資が一括投資に負ける可能性はあると思います。
ただ、この2000年~2007年という期間がこうなっているということは、その後2015年まで積立投資を続けていれば、利益は更に増えているでしょうし、いずれこの景気の後退から回復の過程が繰り返されれば、同じような結果になるというのがよくわかる図が多く掲載されておりました。
個人的にはほったらかしの投資のように改訂版で、2015年までの結果等が追加されたらどうなっているのかを知りたいなと思いました。


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