週刊東洋経済のETF特集で達人が上げていたポートフォリオとは?
ETF特集だったので久々に東洋経済を買いました。
全体の感想については後日書こうと思うのですが、この中でETFの達人と呼ばれる人たちのETFのポートフォリオ例が載っていました。
達人は4名おりまして、おなじみのカン・チュンド氏、銀座ママ兼ETF達人という浅川夏樹氏、そして、深野康彦氏と渡邊雅史氏です。
各々のETFポートフォリオはかなり個性的でしたので、
3名のポートフォリオ例を紹介したいと思います。
カン・チュンド氏のポートフォリオ
日本株 1305 6%
先進国株 1690 33%
新興国株 1681 21%
米国債・社債 BND 8%
先進国債 IGOV 18%
新興国債 EMLC 14%
選んでいるETFは流石の選択かと。
個人的にはこのポートフォリオを組むならば、
先進国株や新興国株をインデックスファンドか米国ETFの方がいい気がしました。
ETFならば、国内株式も含めて VTI+VXUS or VEAでいいんじゃないかなと思いますね。
100万円なのでNISA枠に入りますし。
カン氏はインデックス投資をしているブロガーの間でも有名ですが、
個人的にこれはと思った、ETFの達人の残りの2名はどういうポートフォリオなのでしょうか?
浅川氏のポートフォリオ
米国株 VYM 15%
米国株 XLV 10%
米国株 XLU 15%
米国株 QQQ 5%
米国国債 TIP 20%
米国適格社債 LQD 15%
その他 1552 10%
その他 TBT 10%
VYMはvanguardの高配当株ETFですが、同じ米国高配当ETFのHDVと比べて割と各セクター均等になってますので、ディフェンシブの公益事業セクターとヘルスケアに投資しているのはいいと思います。
QQQは意外でしたが、信託報酬0.20%程度なんですね。これを一定入れるのも悪くはないかと思います。
債券のETFのチョイスも悪くなく、私のNISA枠の海外ETFのポートフォリオに近いのですが、VIXや債券下落ヘッジはいるのか?と思いました。TBTって日本で買えるのかな?
渡邊氏のポートフォリオ
米国株 IVV 15%
米国株 QQQ 10%
米国株 VOE 20%
米国株 VBR 5%
先進国株 VEA 35%
エマージング株 VWO 10%
フロンティア株 FM 5%
ここではQQQに加えてVOE(米国中型バリュー株)とVBR(米国小型バリュー株)をいれているのが特色かと。個人的にVBRはVBやVBK(米国小型グロース)と比較するとパフォーマンスが今一つで、個人的には中間のVBでいいんじゃないかと思いますね。グロースの意味でQQQを入れてるんでしょうけどね。
個人的にはこんな組み合わせ方もあるんだと見れて非常にためになりました。お金出して買ったかいがありましたね。HDV+VIG+VDC+VHT+BLV+BNDでNISA枠は進めておりますが、色々と他の方の意見も参考にしてこれで大丈夫かというのを検証しながら資産運用をしていきたいなと思いました。
QQQについてはグロースとかバリュー株と比較してどうなのかというのを、ちょっと調べてみようと思います。


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