高配当系米国株ETF(DVY,VYM,HDV,VIG,SDY)同士を比較してみた
i-sharesの好配当株式ETF(DVY)を高配当株式(HDV)と比較してみた
昨日はiSharesの好配当株式(DVY)と高配当株式(HDV)を比較してみました。
そして調べてみるうちに他のバンガードやSPDRのETFとも比較してみようかなと思い、ちょっとまとめてみることにしました。
比較するのは以下のETFです。
- バンガード・米国増配株式ETF(VIG)
- バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
- iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(HDV)
- iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF(DVY)
- SPDR S&P 米国高配当株式(SDY)
他にもWisdomtreeとかのがあると思いますが、基準としては東洋経済のETF特集号に載っているものを比較しようかと思いました。
週刊東洋経済やり直し相場ではじめるETF超入門を読んで
では、この5つのETFを比較してみます。まずは経費率、銘柄数、分配金利回り、標準偏差を表にしてみました。

これを見ますとvangaurdはコストが低く分散されていることがよくわかります。その変わり標準偏差もやや高めということが言えますが。しかし、これだけコスト差があると、経費率が1/3離れているSPDRは何か施策をしないんでしょうかね?
そして肝心の値動きを比較してみました。

2年

2011年7月~

何故かyahoo finance usのVIGの値が出てきません。他のバンガードのETFは値が出てくるのですが・・
一応SDYとVIGを過去3年で比較すると以下のように若干SDYに劣るという感じです。

これらの結果を見ますと、S&P500に負けている状況が続いている中で、VYMだけは他の4つのETFよりも若干ですがパフォーマンスがいいように思われます。これは銘柄数が多いのもあるのかもしれませんね。
バンガードは低コストなわりに、iSharesやSPDRのETFと異なって、分散を意識しているのか銘柄数が多い印象です。
S&P500に負けていることが若干気になるとはいえ、これらのETFは下落耐性があることから、いずれ来るべき大きな調整のために、コストを重視して積み上げていくのを心がけたいですね。
個人的にはDVYやSDYを調べてみましたが、VIG+HDVがいいのかなぁと思いました。まぁ、VYMも気になるんですが一応ある程度は保有しているので今のところは既存のままでいいかなと思っています。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- 小型株+高配当株の効果はあるかWisdom TreeのETFを調べてみた
- ジャンク債ETF(JNK)一部を売却して1年経過・・その後を調べてみた
- 高配当系米国株ETF(DVY,VYM,HDV,VIG,SDY)同士を比較してみた
- iSharesの好配当株式ETF(DVY)を高配当株式(HDV)と比較してみた
- ディフェンシブセクターETFの現状を確認してみた