ジャンク債ETF(JNK)一部を売却して1年経過・・その後を調べてみた
昨年10月にジャンク債ETF(JNK)の半分以上を売却して、国債の変動10にスイッチを行って1年が経過しました。
ジャンク債を一部国債にスイッチ
その後1カ月後に値動きを見た後しばらく見ておりませんでしたが、現状はどうなっているのか気になりました。ちなみに一応一部売却しなかった分については、為替のおかげで未だにプラスだったりします。
JNK売りとその後の値動きを分析
利上げが行われるのではないかという観測が1年前からありましたが、チャイナショック等の影響で見送りになって、結局行われないまま年末を迎える状況となりました。
当然、利上げで債券系のETFは影響を受けることが予想されたため、1年前にジャンク債のETFの値動きが激しくなったときに過半数を売却して国債にスイッチをしました。
とはいえこの判断が正しかったのか?他の所有している債券ETFと比較しながら、近1年の値動きを見てみました。
JNKとその他債券ETFの近1年の値動き

じりじりと下がっていっております。他の債券ETFと値動きが連動していないのがわかります。長期債や適格社債、トータル債券のETFはボラティリティの差があるとはいえ、値動きが一定方向に動くのは連動しております。
一説によると原油価格の下落でシェールガス関連がその影響を受けて、ジャンク債の価格が下がっているという話も見ました。
原油ETF(USO)とジャンク債を比較してみますと、

相関性が高いかというと余り高くないという感じがします。ジャンク債ETF関連としては影響があるとすれば、今後原油価格が上昇した場合にどうなるかでしょうか?
他の債券との分散の意味で所有していてもいいとは思いますが、買い足すような状況でもないと思いますし、比率を増やすことはしばらくないでしょう。


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