生活必需品セクターETF(KXI,VDC)組入れ上位企業をS&Pと比較してみた
レラティブ・ストレングス改め移動平均法
月の初めに株価を調べてExcel表にコピペするだけで、できますので毎月の初めにまとめておりまして、ある程度このセクターが好調だなとかがわかります。
今月は来週月曜あたりに記事にしますが、全体回復傾向にある中、生活必需品セクターが好調のように見えました。じゃあこのセクター組入れ上位の企業も好調ではないか?ということで調べてみました。
対象のETF(VDC,KXI)から組入れ上位を抜き出してみました。
・VDC(Vanguard Consumer Staples ETF)
- PG Procter & Gamble Co.
KO Coca-Cola Co.
PEP PepsiCo Inc.
PM Philip Morris International Inc.
CVS CVS Health Corp.
・KXI(iシェアーズ グローバル生活必需品 ETF)
- NESN NESTLE SA
MO ALTRIA GROUP INC
BATS BRITISH AMERICAN TOBACCO PLC
ABI ANHEUSER BUSCH INBEV SA
WMT WALMART STORES INC
※VDCと重複する企業は除外
これらの企業とS&P500とを直近1年で比較してみました。
生活必需品セクター上位とS&P500を近1年で比較してみた
まずはP&G、コカコーラ、ペプシ、フィリップモリス、CVSの5社

CVSは好調はS&Pより好調で目立ってますね。それ以外はS&Pに近い値動きですが、P&Gは置いてかれている感が強いですね。
逆に年始不調だったフィリップモリスは持ち直してきています。ではそれ以外の生活必需品セクターの企業はどうなのでしょうか?
ネスレ、MO、ABI、ウォルマート、BATSを調べてみました。

S&P500を上回っている企業が多いですね。MOと買収が話題になっていたABIはかなり好調です。一方、ウォルマートは独り負けの様相です。
こうしてみると組入れ上位でも好不調の差が激しいわけですから、このセクターに関してはETFで投資が正解かもしれませんね。特にたばこは先進国では厳しくなりそうですし(ただし新興国では伸びしろがありそう)ともあれ冬のボーナスではVDCは購入する予定です。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- グレートカンパニーで取り上げられていた企業を調べてみた
- この時期にマクドナルドに行ってみた
- 生活必需品セクターETF(KXI,VDC)組入れ上位企業をS&Pと比較してみた
- アメリカのマクドナルドは業績改善の兆し?
- 続々・投資のプロが選ぶ成長企業という記事から対象企業を調べてみる