金融マーケット勝つ法則を読んで
最近投資関連で行動ファイナンスや行動経済学関連の書籍を読むことが多いです。今回は行動ファイナンスと相場格言の知識を広げようと思って借りた本です。
基本的には行動経済学でよくつかわれる以下のことわざを知ることで判断ミスの可能性を少しでも下げて投資の収益で大損をかまさない鉄則を説いたほんだと感じました。
以下のことわざについて書かれてましたね。
1,2割は世の変動、3割以上は人の変動
三割高下に向かえ
天井三日底百日
売り買いは腹八分、頭としっぽはくれてやれ
備えあれば憂いなし
遠くのものは避けよ
しまったは手じまえ
一つのかごに卵を盛るな
夜明け前が一番暗い
特に3割高下に迎えや夜明け前が一番暗いに関しては、いずれ来る下落相場の時に心がけたいものです。それ以外にも投資の心構えが書いてあって以下の5つは詳細に書かれていて良かったと思います。
- 勝ちより負けない手法を選択すべし
- 個別投資家が有利な点を活かす:自分のペースで心にゆとりを持たせる
- 投資は自分の心との闘い 総計に動かず我慢することが大切
- 今より将来が大切:長期予測の重要性
- 休みを作る 投資に無理は禁物
特に勝ちより負けない手法を選択するということですね。
とにかくいつかは株価が大きく下がるときが来るわけですから、いかにそこで負けないようにするかというのが長期投資の上で重要と思います。そういう意味で債券やディフェンシブセクターを組み合わせるのが重要と考えて行動しています。
後は投資は自分の心との闘いで、いかに我慢することが大切かということですね。6月からの下落で一時は結構資産額が減りましたが、結局例年通り10月が起点となって回復傾向。
買いに動いていればと考えなくもないですが、結果的に焦って売るということをやらなくてよかったと言える事例ではないかと。
ともあれこの本で相場の格言的なことを確認できたので良かったです。書いてある内容も読みやすく、初心に帰るという意味で良い本だと思いました。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- 2014-2015世界のマネーは米国に向かうを読んで
- 投資バカの思考法を読んで
- 金融マーケット勝つ法則を読んで
- お金が貯まる人となくなる人の習慣を読んで
- 千年投資の公理を読んで