情報技術セクターについてしらべてみた
2015年下半期のNISA枠投資を検討するその2
昨日ちらっと最後に書きましたが、色んなセクターETFの詳細を見ていこうと考えまして、今回はその第一弾と言うことで「情報技術セクター」、isharesでいう「テクノロジーセクター」について調べてみました。
調べるのはバンガード・米国情報技術セクターETF(VGT)
米国のテクノロジー・ソフトウェア、テクノロジー・ハードウェア、半導体等に投資をするETFで、信託報酬は他のセクターETFと同じく0.12%です。
構成上位の企業は以下の通りです。
Apple Inc. 16.9%
Microsoft Corp. 7.9
Google Inc. 7.3
Facebook Inc. 4.0
International Business Machines Corp. 3.5
Intel Corp. 3.3
Oracle Corp. 3.3
Cisco Systems Inc. 3.2
Visa Inc. 3.0
QUALCOMM Inc. 2.4
おなじみの情報技術系の企業が並んでいます。
ちなみにiシェアーズ グローバル・テクノロジー もほぼ同じ構成で、組入れ上位10社にサムソンが入っている以外はすべて米国企業です。これらをS&P500と比較してみました。
近1年の情報技術セクターvsS&P500

ここ1年で見ますとグローバルのIXNにしろ、米国のVGTにしても、いずれもS&P500を上回っています。結構下落した時期もあっただけにこれは意外ですね。
近5年の情報技術セクターvsS&P500

期間を5年に広げてみました。
グローバルIXNはよくないのですが、米国情報技術セクターのVGTは5年でもS&P500に勝っているんですね。
近10年の情報技術セクターvs米国グロース株vsS&P500
リーマンショックを含む期間にして、比較になりそうなグロース株ETF(VUG)を追加して比較してみました。

10年で見ても情報技術セクターはS&P500より好調なんですよねグロース株と同じ感じのパフォーマンスですね。個人的にはいずれちょっとスパイスとしていれていい気もしていますが。
ただ、情報セクターの中にはバフェットが根気強く投資し続けているとはいえ、IBMみたいに冴えないのも入ってますし、流行り廃りも激しい印象があります。
となると個別株?う~んまだその時期ではない気がしますし。
ということでこのセクターは引き続き継続して色々と分析や検討を続けていこうと思います。


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