ジム・クレイマー式ポートフォリオ構築術の記事中で取り上げられていた米国株の値動きを見てみた
アメリカNOW! 今週の5銘柄 ~著名投資啓蒙家クレイマー式ポートフォリオ構築術とは?~
先週の米国株式市場は、カリフォルニア州の銃撃事件、ECB(欧州中央銀行)の金融緩和策に対する失望で下げ、良好な雇用統計で反発、週間でほぼ横ばいを維持しました。「掉尾の一振」(年末の株高のことです)への期待を繋いだと言えるでしょう。
今回は元株式ファンドマネージャーで、米国の著名投資啓蒙家ジム・クレイマーのポートフォリオ構築術をご紹介いたします。
SBI証券を除いているとジム・クレイマーの記事が載っていました。
アメリカでは司会の番組が放送されておりますが、この記事内で具体的な推奨銘柄は示唆しなかったものの、著書同様最低10銘柄、最大15銘柄分散し、以下の5つの特徴を持つ銘柄に分散するよう言及したそうです。
- 金
- 配当利回りの高い株
- 成長株
- 思惑で動く株
- 経済が健全な地域の株
この5つの分散に貸してはジム・クレイマーらしいという印象ですし、非常によく考えられた分散だと思いますね。
で、上記記事内でSBI証券が取り上げていた外国株式は近年どうなのか?ということでそれぞれを調べてみました。
まずは金。金ETFのGLDとS&P500を比較してみますと・・

金はS&P500とは逆の方向に下がっておりますが、ある意味株式が不調になった時に値上がりする期待はあるとも言えそうです。
では、他の項目で取り上げられているものはどうなのかと思い、配当利回りの高い株と成長株について近2年でS&P500と比較してみました。
配当利回りの高い株

女性向け下着のヴィクトリアズ・ シークレットを主力事業とする会社である、L ブランズ(LB)が取り上げられていました。S&Pを大きく上回っています。
この企業を結構SBI証券は取り上げているようですので、それなりに自身のある銘柄なのでしょうね。では、大くの銘柄が掲載されている成長株はどうなのでしょうか?
成長株
成長株はフェイスブック、google、amazon、visa、マスターカード、コストコ勢いありそうな面子です。

勢いがありそうという印象なだけに全てS&P500を上回っています。
特に将来的な成長を考えますと、googleやamazon、そして現状エポスゴールドカード使っているという意味でvisaは投資したい気持ちがないこともないんですがねぇ。
それを将来的にはやりたいと考えてますけど、ひとまずは資産を当面の目標値に増やしていくことを最優先で進めたいと思います。
しかし、こうしてみるとSBI証券の銘柄選択は結構正確かと思えてきます。残りの2項目についても調べてみようと思います。


フォローする Follow @garboflash
更新情報を受け取る

- 関連記事
-
- デービス王朝にでてくるデービス一族が運用するファンドについて調べてみた
- ジム・クレイマー式ポートフォリオ構築術の記事中で取り上げられていた米国株の値動きを見てみたその2
- ジム・クレイマー式ポートフォリオ構築術の記事中で取り上げられていた米国株の値動きを見てみた
- 海外の個別株は難しいんだなぁと思う
- グレートカンパニーで取り上げられていた企業を調べてみた