2014-2015世界のマネーは米国に向かうを読んで
最近本を読むスピードが加速しておりまして、週1冊ペースを軽く超えております。
図書館で借りた本もあってブログで書くほどでもないかなというのも含まれておりますが、それでも記事として書きたい読み終わった本が溜まり始めています。
更にこの12月に書籍を大量購入してしまいました。これを消化していくのは結構大変な感じになるかもしれません。
まぁ、週1で固定の記事が書けるっていうのは他にも毎月1の定期記事もあるのでネタ的には困らない利点はあります。
ちなみに著者は同時期に「2020 世界のマネーは東京に向かう!」という本を書いており、とにかく米国、日本に強気だったということでしょう。
さて、細かい内容についてみていきます。
また新興国に関しても中国バブルが日本株の最大のリスクや、メキシコ、トルコ、インドネシアに着目しているのはいいなと。
特に良かった点はバフェット流の投資と、配当成長戦略について書かれていた個所は良かったです。個人的にはこの戦略をNISAで取っていますし。高配当投資のチェックポイントとして以下が上げられていました。
- 景気変動に対する抵抗力⇒ディフェンシブセクター
- 配当の成長力⇒高配当よりも配当成長が重要
- 偶発事象⇒対抗策として分散
特にS&P500配当貴族指数を例に見ると効果は抜群です。
個人的には現状NISA枠で投資している高配当のHDVとVIGでOKかなと。もっとも今後はモメンタムのETF(MTUM)が買えるようになったら組み入れたいとも考えておりますが。
一点気になる点というとMLPについてでしょうか?
MLPってなんだ?
ジャンク債より値動きが激しかったのですが、ジャンク債がやばいという意見が著名投資家から出始めています。MLPも大丈夫なんですかねぇ?
全体を通してみるとアメリカがこれからも経済面でのトップであるという考えである私のような人間にとっては非常に意見が合う本だと思います。
増配株への投資等の戦略についての考えを補強するのにはいい本でした。


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