年明けからどれだけ下がったかETFで確認してみた
年が明けて株価が大きく下がっております。東証に至っては5日連続マイナスで最初の週が終わりましたし、アメリカは雇用統計が市場予想を大幅に上回っているのに下がっています。
主に中国市場がまた不安定な状態に戻ったことと、中東情勢はイランとサウンジアラビアの対立が激化ということで、せっかくISを叩けている状況でこれですから、しばらく中東情勢が世界経済に影響を与えそうです。
そんな中年始から各カテゴリはどれだけ下がっているのか?
ということで以下のETFを使用して先進国からフロンティアまで現状を確認してみました。
- 米国株(VTI)
- 先進国市場除く北米(VEA)
- 欧州株(VGK)
- 新興国株(VWO)
- フロンティア株(FM)
やや回復傾向があった12月中旬から期間1カ月で見てみると・・

新興国だろうが、先進国だろうが満遍なく落ち込んでおります。
中国が含まれている新興国株(VWO)がやや落ち込みが激しいですね。
では、昨年の状況を振り返ってみますと・・
2015年各種ETF値動き

2015念は先進国が横ばいの状態で、新興国とフロンティア株、原油価格の影響が大きいこの2つのETFが約20%程度下がっております。
中国やロシアがかなり騒がしかった印象がありますし、原油価格下落の影響を受けている国が多い中でも、新興国株式20%以上下がってないんですね。
てっきりもっと下がっているものと思いましたので、案外下がっていないという印象です。新興国なりの成長というのも押しとどめているんでしょうねぇ。
ただ、アメリカが崩れていないからリーマンショック時よりも下がっていない面もあると思います。特に中国の市場が上下に変動する間隔がどんどん短くなっていることがかなり気になりますが。
現状の相場はしばらくは続きそうですので、まだ下がるでしょう。しかし、底はまだ先と考えますので、しばらくは我慢をして待ちたいと思います。


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