近1年でどれだけ下がったか米国株ETFを確認してみた
昨日は先進国、新興国株、米国株と言う基準で比較を行いました。
年明けからどれだけ下がったかETFで確認してみた
中東情勢がこじれている状況ですので、中東やアフリカの先進国は原油価格の影響を受けるでしょうし、シリア情勢に大きく関与しているロシア、トルコも影響が大きそうです。
中国は言わずもがなですが、欧州も難民問題が更にこじれそうです。ドイツでは正月早々犯罪に走った難民がいたようで、おそらくメルケルは首相の再選はないと思われます。
となると日本かアメリカかとなるのですが、日本は週明け1週間見ても外的要因の影響による変動幅が他の市場と比べると大きいと思うのです。ということでやはり今年も米国株中心かなと思うわけです。
では、実際のところどうかということで確認してみました。今日はスマートベータと高配当&小型株をS&P500と比較してみます。まずはスマートベータ。以下のETFとS&P500で比較を行います。
- iShares MSCI USA Quality Factor ETF (QUAL)
- iShares MSCI USA Value Factor ETF (VLUE)
- iShares MSCI USA Size Factor ETF (SIZE)
- iShares MSCI USA Momentum Factor ETF (MTUM)
- iShares MSCI USA Minimum Volatility ETF (USMV)
米国株スマートベータETFとS&P500

S&P500が青線なんですが、現状で上回っているのは、モメンタム(MTUM)と低ボラティリティ(USMV)ですね。
特にモメンタムは安定してS&P500に勝っている状況ですし、低ボラティリティも含めて早く日本でも買えるようになってほしいんですけどねぇ。仮にJDRで出してきてもこれならば買いますが。
では、高配当株と小型株はどうなのか?
米国高配当株、小型株ETFとS&P500

いずれもS&P500を下回っています。小型株は特性から2015年前半の好調な相場の時は勢いがありますが、株価が下がると下落幅も大きくなりますね。
そして、HDVは同じ高配当のVYMと違って分散数が少なく、昨年夏ごろはXOMとCVXが1割以上占めていてその影響でかなりパフォーマンスがよろしくおなかったのですが、最近はそこまで解離していないですね。
NISAのポートフォリオの核になっておりますので、とりあえずは一安心かなと言う感じです。
今年はかなり難しい相場になりそうですので、慎重に行動することと、基本はNISA枠で半月毎投資で、なんとか荒波を乗り切りたいなと思います。


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