年始からS&P500が下落しているときの米国債券ETFの値動きを調べてみた
為替が1日でドル円2円程度動いておりますし、日経平均は下がった分を900円以上戻すなど、かなり不安定な状況が続いています。
去年の夏場も500円下がったと思ったらその分上がったりと不安定な感じがありました。
今もそんな感じですが、中国の問題に加えて、中東情勢がかなり怪しい状況で原油価格も下がり続けていて、夏よりも雲行きが怪しい感じがするからこそのこの不安定な相場なんでしょうね。
さて、株式が下がっている時にディフェンスの役割を担うのが、債券ということでNISA枠でも海外ETFで米国債ETFにも投資しています。
現状S&P500がピークから下がっている状況で債券ETFはどうなっているのか?以下のETFを調べてみました。
- vanguard米国トータル債券市場ETF(BND)
- i-shares米ドル建て投資適格社債ETF(LQD)
- vanguard米国長期債券ETF(BLV)
- i-shares米国国債 20年超ETF(TLT)
- SPDR バークレイズ ハイ イールド債券 ETF(JNK)
近1カ月

米国長期債TLTが一番上がっておりますが、株価の値動きとリンクしていることがよくわかります。
また、原油関連が多く含まれておりますジャンク債JNKはここのところの原油価格の下落で株価と一緒に下がっています。
近1年

直近1年で見てみますと、長期債よりもジャンク債がもっとも悪いですね。
S&P500と一緒に下がっており、
一昨年に半数以上売ったのは正しかったようです。
これを5年で見ると・・
近5年

いずれのETFも未だに10%以上プラスなんです。それを考えると精神的な負担を軽くする上で債券もポートフォリオに組み入れるべきかと。
特に近5年のBNDの値動き。これを組み入れて守備を固めるのが今後数年の大きな変動で有効になるのではないかという考えです。
株価が反転しそうな気配もありますが引き続き警戒感を下げずに、相場がどうなるかを注意深く見守りたいと思います。


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