はじめての海外個人投資を読んで
図書館で投資というキーワードで検索して、それに引っかかった本を予約して借りると言うのが1カ月に1回のルーチンと化しております。
基本的には面白そうなのをamazonで買ってそれ以外に悪くなさそうだなと思えば図書館で借りると言う感じです。図書館でパンローリングの本が借りれるなんてことはないですしね。
最近検索したらちょうど山崎元氏の新作が引っかかったんですが、予約できるようになってそんなに期間経ってないのに、8人待ちの状況。一応予約はしましたが、これだと4カ月ぐらいかかりそうな予感です。
借りれたのが「はじめての海外個人投資」という本です。そこまで期待はしておらず変な新興国の投資とか書かれていたらどうしようと思っておりましたが・・
参考図書には「ウォール街のランダムウォーカー」、「敗者のゲーム」から、「賢明なる投資家」まで上げられていて、この辺の著書の内容を軽く網羅した形になっていて、初心者向けには良いものだともいました。
1章2章で海外投資の必要性から、日本の現状、そして、日本の個人投資家が使える投資対象をわかりやすく書かれています。
また、3章4章で海外投資にともなう諸外国の現状と、どういう国家に投資をした方がいいかが書かれていて、これからは中国の時代だ的な感じではなくて良かったです。
新興国の債券についても格付け等の意味がきちんと説明してあって、これなら証券会社の怪しい債券にも引っかからないだろうなと思います。
この本の中では、特に海外投資の現場の新興国の分析は良かったと思います。BRICsと5カ国注目される時代が続いたが、中国、ブラジル、ロシアは現状停滞している経済状況だと。唯一インドが好調の状態です。
まぁ、その通りだと思いましたし、今後アメリカからの原油の輸入量が増える可能性があるとはいえ、中東からの原油の輸入は続くでしょう。
個人的にはやはりその途中にあり、今後、人口が世界一になる国ですので、今後関係を重視していく国の一つではないかと思うのです。


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