米国REIT(IYR)を米国株式と米国債券と比較してみると
先週金ETFを調べてみましたが、個人として株式と債券以外で投資している対象としてはREITが上げられます。
金ETFの記事:金関連ETFを調べてみた(2016年編)
ただREITと言いましても国内、先進国、新興国とありますが、国内に関してはちょうど40歳ぐらいの関東で一戸建てを立てるか迷っている先輩とかは不動産高すぎと言っている状況です。今後は人口の動向から都心は簡単には下がらないとは思いますが、それでも割高の状況にあると考えます。
では、新興国はというと米国の利上げで資金が米国に向かうでしょうから、これも対象には余り入れたくないなと。となると残りは先進国REITですね。
特にいち早く金融緩和から抜け出しそうな、比較的株式市場がまともな米国REITはどうなのだろうとちょっと気になりましたので値動きを調べてみました。
IYRvsBNDvsS&P500 近1年

近1年で見ると最初の半年ではS&P500と連動していないんですが、
後半はほぼS&P500と同じような語気をしていますね。
IYRvsBNDvsS&P500 近5年

近5年で見ると全く同じような値動きをしてる時期が長いのですが、2013年後半~2014年前半頃によくわからないかい離が発生。その後も比較的S&P500と同じような値動きをしている時期が長いのですがね。
IYRvsBNDvsS&P500 リーマンショック時含む

リーマンショック時にREITの方が下がっておりますが、その後リーマンショック後は株式と差が出ております。まぁ、リーマンショックはアメリカが震源地だったのでその影響大でしたが、次の大きな調整ではそこまで下げないのではないかと思われます。
利回りがIYRが4.09%で、同じiSharesの米国高配当株式ETFのHDVが3.91%ですから、利回り的な魅力はなさそうです。
ここまで調べてきましたが、既存のインデックスファンドの国内、先進国、新興国の差も気になりましたので、近いうちに比較してみようと思います。


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