国内、先進国、新興国別で株式とREITを比較してみた

投稿日：2016/02/09 更新日：2016/10/10

一昨日米国の債券と株式とREITの比較を行いましたが、じゃあ国内とか先進国とか新興国はどうなの？と気になりまして今回調べてみようと思います。

関連記事：米国REIT(IYR)を米国株式と米国債券と比較してみると

比較手法としては国内ETFでやろうかとも思いましたが、国内、先進国、新興国の株式とREITがあるeMAXISのインデックスファンドではいいのではないかということで、以下のファンド同士の比較を行います。

ただ新興国リートインデックスは販売開始から、数年程度ですので期間最大のみで比較してみました。

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国内株式と国内REIT

まずは直近1年の国内REITとTOPIXを比較します。

株式が大きく上回ってましたが、直近で差がなくなっています。
では、これを5年程度に期間を拡大してみますと、

アベノミクス関係とか東京五輪関係なしに
5年ぐらい前からREITの方が株式よりも好調なんですね。

基本動きは株式と同じですがここまでREITの方が株式より上がっているのは日本だけではないかと思えてきます。では、先進国で比較するとどうなのでしょうか？

先進国株式と先進国REIT

近1年で見ると国内での比較よりマイルドな値動きになった感じがしますね。
これが直近5年ですと・・

やはりややREITが優勢ですが、REITがたまに株式より上になることが多いものの基本的に株式が上がったらREITも上がって、株式が下がるとREITも下がる感じですね。

最後に新興国で見てみましょう。

新興国株式と新興国REIT

近2年で見てみましたがここでもREITの方がパフォーマンス良いです。一応調べてみたら中国の比率は低いようで、南アフリカ、メキシコで3/4、トルコ入れると85%を占めておりますので、一か国でも何か起こると大きく下がることもありそうです。

今回調べてみまして、分散の意味でREITを組み入れるのは悪くはないのです。

普段から余りREITの値動きは気にしてませんでしたが、予想以上に株式と連動しているなと思います。しばらくはバランスファンドで一定投資だけでいいかなという気がしました。

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