iシェアーズ日本株最小分散ETF(1477)の組入れ上位企業をTOPIXと比較してみた
アメリカ株式は比較的踏んばっている状況であると言えますが、日本株式に関しては年が明けてから軟調な展開が続いています。
こういう時に株価が下がった場合でも、少しでも下げを緩和できるETFがあればなとかねてから考えておりました。
そんな中、昨年は販売されたのがiシェアーズ MSCI 日本株最小分散 ETF(1477)でした。
関連記事:iシェアーズが国内初の最小分散ETFなど日本株を投資対象とするETF4銘柄を東証に同時上場予定
上場して期間が短いのですが、TOPIXに対してはパフォーマンスは良好といえそうです。
では、組入れ上位とTOPIXを比較してみるとどうなるのでしょうか?
組入れ上位4社 vs TOPIX 近1年
1878 大東建託
9432 日本電信電話
9433 KDDI
9437 NTTドコモ

4社とも近1年でTOPIXを上回ってますね。最小分散なので組入れ上位と下位の差は小さいのですが、上位でこれだけ効果があるのは結構すごいことかと。
次に上位5番目から8番目の会社を比較してみました。
組入れ上位5位~8位の4社 vs TOPIX 近1年
2587 サントリー食品インター
4452 花 王
4578 大塚ホールディングス
4502 武田薬品

武田薬品がTOPIX並に冴えていないのですが、他の3社は近1年でもプラス。1477の組入れ上位はTOPIXに対して優位性はありそうです。
今回組入れ上位とTOPIXの比較結果を見ますと1477はこれから投資対象として面白いのではないかと思えてきますね。
ただ、まだ販売開始になって半年も経っていませんので、これが半年1年と時間が経つにつれてどうなるかを今後も確認してきたいと思います。


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