またまたたわら、またたわら 「たわらノーロード」シリーズ4本が追加
DIAMアセットマネジメントの「たわらノーロード」シリーズが新興国株式のインデックスファンドや低ボラティリティ高配当戦略という名のファンド合計4本を追加する予定だそうです。
EDINETの情報をまとめますと以下の4本のようです。
- たわらノーロード 新興国株式
信託報酬:0.495%
信託財産留保額:0.30%
- たわらノーロードplus 新興国株式低ボラティリティ高配当戦略
信託報酬:0.90%
信託財産留保額:0.30%
- たわらノーロードplus 先進国株式低ボラティリティ高配当戦略
信託報酬:0.85%
信託財産留保額:0.10%
- たわらノーロードplus 国内株式高配当最小分散戦略
信託報酬:0.70%
信託財産留保額:0.10%
たわらノーロード新興国株式に関しては3/14に設定、他の3本のファンドについては3/31に設定予定となっています。
このラインアップを見ますと既存のインデックスファンドと明確に差別化してきているなと思います。
むしろ特筆すべきは「国内株式高配当最小分散」、「先進国株式低ボラティリティ高配当」、「新興国株式低ボラティリティ高配当」の3ファンドでしょう。特に新興国株式低ボラティリティ高配当はWisdomTreeのETFのようなマニアックさではあるものの、中々面白いファンドを出してきたなという印象です。
新興国に関しては普通の東南アジアの国のETFでも0.6%ぐらいしますので、これくらいのコストは仕方ないかなと思いますね。ただここ2年の原油安等で酷い状況の新興国株式で低ボラティリティがどれくらい有効なのか気になるところではありますが。
先進国株式に関してはiSharesが米国で販売されているETFの中にACWVというのがありますが全世界株式で0.20%程度のコストであることを考えますとちょっと割高かと。iSharesに頑張ってほしいと個人的には思っておりますが。
低コストのアクティブファンドとしてピクテiTrust世界株式が信託報酬0.89%、日本株の最小分散としてはひとくふうというファンドが最近登場してコストが0.25%。指数の違いがありますので一概には良し悪しをいえず設定からしばらく様子を見た方がいいかと思います。
スマートベータ系のインデックスファンドやETFがどんどん出てきてますので、今年はもっと面白いファンドやETFが出てくる年になるのかなという予感のする最初の2カ月です。
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