ステート・ストリートの低コストインデックスファンドが登場!為替ヘッジ付のもあるので為替ヘッジの効果を確認してみた
EDINET情報や他の投資系のブログ等によりますと、ステート・ストリートが低コストのインデックスファンドシリーズを新規設定するようです。
ステート・ストリート社といいますとSPDRのETFシリーズが思い浮かばれますが、日本で米国セクターETFを販売開始したら、1年もたたないうちにVangaurdも米国セクターETFを販売開始になったりと、ETFに関してはややVanguardやiSharesに押され気味の印象でした。
しかし、まさかインデックスファンドをこれだけ出してくるとは思いませんでしたね。今回販売開始となるファンドは以下の通りです。
- ステート・ストリート日本株式インデックス・オープン
信託報酬 年率 0.18% 信託財産留保額 0.05% - ステート・ストリート日本債券インデックス・オープン
信託報酬 年率 0.14% 信託財産留保額 0.05% - ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン
信託報酬 年率 0.21% 信託財産留保額 0.30% - ステート・ストリート先進国株式インデックス・オープン(為替ヘッジあり)
信託報酬 年率 0.22% 信託財産留保額 0.30% - ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン
信託報酬 年率 0.19% 信託財産留保額 0.05% - ステート・ストリート先進国債券インデックス・オープン(為替ヘッジあり)
信託報酬 年率 0.20% 信託財産留保額 0.05% - ステート・ストリート新興国株式インデックス・オープン
信託報酬 年率 0.29% 信託財産留保額 0.25% - ステート・ストリート新興国債券インデックス・オープン
信託報酬 年率 0.62% 信託財産留保額 0.05%
新興国債券以外は昨年販売開始になったたわらやニッセイあたりに劣らない信託報酬となっています。ただ、今のところ販売会社は、三井住友信託銀行のみとなっています。今後拡大していくんですかね?
今回明らかになったファンドの特徴としては以下の2点ですね。
①同じカテゴリの為替ヘッジありも低コスト
②新興国株式のファンドも安い
特に為替ヘッジはコストがかかると言われていますが0.01%しか違いがないのはかなり頑張ってるんじゃないでしょうか?
詳細が明らかになったらまた記事にしようと思っておりますが、気になったのは為替ヘッジ付きの値動きは為替ヘッジなしとどれくらい違うのだろ?と思い調べてみました。
先進国株式の為替ヘッジ有無の差 近1年

近1年で見ると、円安が現状のピークで125円ぐらいめ行った時は青の為替ヘッジなしの方がよかったのですが、年が明けて急速に円高が進むと為替ヘッジ付きの方が上回っていることがわかります。
これを見ると為替の振れ幅とボラティリティ考えると為替ヘッジ有無でコストの差が0.01%ですと個人的には為替ヘッジありの方を選びたくなります。
では期間を2年で見てみると・・
先進国株式の為替ヘッジ有無の差 近2年

為替の影響をもろ青の為替ヘッジ有が受けていることがわかります。個人的にはいずれ円安が進むとは思っていますが、1ドル75円を知っているだけに為替ヘッジをつけたくなるものです。
為替ヘッジのことを考えますと、新興国株式がないとはいえ、野村インデックスファンド・内外7資産バランス為替ヘッジ型はいいなぁとあらためて思った次第です。


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